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軽度肥満の39歳医師が細マッチョに変身!フィットネスの重要性を痛感【筋トレビフォーアフター】

坂中博昭さんのビフォーアフター健康診断で高血圧症・脂質異常症・肝機能障害(脂肪肝)の指摘を受けるようになり、肉体改造を決意した医師の坂中博昭(さかなか・ひろあき/39)さん。身長168cm、体重68kg、体脂肪率25%と軽度肥満から1年間で体重57kg、体脂肪率15%の細マッチョに変身!その方法と中高年へのメッセージをもらった。

【アフター写真あり】綺麗な腹筋の細マッチョになった坂中さん

坂中さんは社会人となり運動習慣がなくなったことで少しずつ太り始め、38歳のときに筋トレをすることを決意した。
「健康診断では高血圧症・脂質異常症・肝機能障害(脂肪肝)の指摘を受けるようになりました。このままではまずいと思い、まずはスポーツクラブに入会しましたが、継続できずにすぐにやめてしまいました」

しかし肉体改造を諦めずパーソナルトレーニングジムに通い直したことでジムにも継続的に通えるようになったという。
「食事管理とトレーニング方法を学ぼうと思い、思い切ってパーソナルジムに通いました。今までのトレーニングは自己流だったため成果がでませんでしたがパーソナルに通い始めて、効かせたい部位やフォームがいかに大切か、身体と脳のつながりが重要かなどを教わったことで身体にも目に見える変化も得られました。そのおかげで24時間ジムに入会してからも、毎日早朝トレーニングで通うことができています」

早朝にトレーニングすることで仕事へのいい影響もあるという坂中さん。
「毎朝5時半に起き、すぐにトレーニングへ向かい、1時間ほどトレーニングをして、そのまま出勤しています。以前は仕事終わりにトレーニングをしていたため、残業やその他の予定が入ると安定して毎日トレーニングができませんでした。朝の時間は誰にも邪魔されず、しっかり自分の時間を確保することができます。また朝にトレーニングを終わらせておくことで、その後の仕事にも集中して全力で取り組めています」

坂中さんは筋トレのモチベーションを持続するために目標設定を細かく行う工夫もしている。
「理想の体重を設定した上で、いつまでにその目標を達成すると決めます。そして、その最終目標を達成するために短期の目標を決めます。1週間、1カ月、3カ月と分割して、それぞれに細かいゴールを設定します。そうすると、小さな目標を一つずつ達成するたびに達成感が得られるので、筋トレを継続するモチベーションがキープできています」

医師の坂中さんは筋トレを始めて1年間の経験からフィットネスの重要性を痛感しているという。
「筋トレは手段であって目標ではありません。筋トレをきっかけに生活のハリを取り戻すことが目標です。中高年になってもハリのある生活を送ることができれば、老化現象にストップがかかります。筋トレは生活のハリを取り戻し、健康寿命を延ばす大変良いきっかけになります。ジョギングをするにしても、ベンチプレスを上げるにしても、一番つらいのは最初の一歩。最初の一発目です。あとは習慣になってしまえば、途中でやめることのほうが気持ちが悪いので、最後までやります。だから運動になかなか向き合えないっていう方は大多数いると思いますが、始めてしまえば終わるのでぜひ最初の一歩を踏み出してほしいなと思います。行動をしなければ何も変わらない。トレーニングはそういった原理原則を私に教えてくれました。そして、身体を鍛えることは心を鍛えることであり、結果的に人を幸せにすると思います。今後も続けていきたいと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:坂中博昭さん

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