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体脂肪率25%→3%!アル中だった男がジムでの運命的な恋で生まれ変わり、大会で活躍するほどの肉体美に【筋トレビフォーアフター】

桂川亮さんのビフォーアフター7月30日(日)に開催された、『JBBF第5回岐阜県メンズフィジーク選手権大会』にて172cm以下級2位の成績を収め、さらに上を目指す桂川亮(かつらがわ・りょう/30)さん。輝かしい戦績に秘された、衝撃のビフォーアフターをご紹介したい。

【アフター写真あり】体脂肪率3%のバリバリに絞られた肉体美

「お酒が大好きで、3年前(2020年)までは80kgありました(写真なし)。1日の酒量は、ビールを2缶、ハイボールを3缶、締めに赤ワインを1本です。毎日これです、引きますよね。それに加えて、土日は必ず友達と飲みに行く生活でした」

医者からアルコール中毒であると診断され、服薬するような状態であったという。そして、体調の改善のため通い始めたジムで運命的な出会いをする。
「一目惚れでした。最初のうちは一方的に知っていて目で追うだけで、ある日その女性が一人でトレーニングしているときに、勇気を出して声をかけました」
「仲良くなって話すうちに、『マッチョが好み』と言われ、もうこれはやるしかないと思いました」

1時間程度、全身をなんとなく鍛えていたトレーニングを週6日の1日2時間に増やし、朝の空腹状態での有酸素も40分間加えた。酒を炭酸水に、食事を鶏肉や魚などヘルシーで良質な食材で固定したメニューで管理して、徹底的に肉体改造に力を注いだ。

「岐阜の大会に出る前、2年前の『イオリンピア・フィットネスフェスティバル2021』に勢いでチャレンジしたときに、6位と成績が振るわなかったのも、さらに頑張ろうと思えた理由です。そして、悔しかった結果をバネにさらにトレーニングに励み、翌年にバルクアップをし、今年の大会に向けて1年で体重−20kg、体脂肪率は−22%しました」
※写真のビフォーアフターはこの1年間の変化

そのころには憧れの存在から「恋人」となっていた彼女とともに、トレーニングと食事をお互いに励まし合った。合トレでの「彼女の絶妙な補助と追い込みは壮絶だった(笑)」という。そして、岐阜大会で2位と好成績を収めた現在についてこう語る。
「実は、彼女が奥さんになりました。同じトレーニーとして美味しい減量食を工夫して作ってくれたり、おやつに0キロカロリーの甘味料を使ったブラックコーヒーのゼリーを用意してくれたり、トレーニングも二人三脚で頑張っています」

最後に、過去の自分と同じくアルコール中毒に悩む人に一言を伝えてくれた。
「辛いと思います。自分も改善されて、体調が本当に楽になりました。自分にとってそれはフィットネスや妻との出会いでしたが、何か必死になって打ち込めるもの、きっかけがあれば、必ず立ち直れます。何をしたらいいかわからない人は、フィットネスを始めてみるのは、すごくいいと思っています。こうやって事実を話すことが同じ境遇の人の、何か手助けになるといいなと願っています」

ボディメイクには、肉体の変化だけでなく、生活、そして人生そのものを変える力がある。人生に迷ったとき、立ち止まったとき、その転換期にフィットネスを生活に取り入れてみるといいかもしれない。

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取材:にしかわ花 写真提供:桂川亮

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