トレーニング mens

華奢な「ゴリラ」から、日本大会準グランプリのパパマッチョに!【筋トレビフォーアフター】

ベストボディ・ジャパンが主催するマッスルモデル&フィットネスモデル2023日本大会のフレッシャーズクラス(18~34歳)で準グランプリに輝いた染谷亘輝(そめや・こうき/31)さんは、6年前までは顔や骨格がゴツゴツしていたため「ゴリラ」と呼ばれるも、身体は華奢だったという。

【写真】華奢なゴリラからパパマッチョへ!染谷さんの劇的変化

2017年ごろは身長170cm、体重63kgだった染谷さんは当時の自身を「華奢なゴリラ」だったと振り返る。

「顔や骨格がゴツゴツしているので、ゴリラと呼ばれることがありました。ゴリラは好きなので、呼ばれること自体は嬉しかったのですが、実際は華奢な身体をしていたので、逞しいゴリラに対して罪悪感を覚えていました」

「男らしく逞しい肉体に憧れを抱いていたので、格闘技や自重での筋トレで身体を鍛えてはいました。しかし、ボディメイクのための筋トレについては全くの無知だったので、かなり細身の体型でした。胸も薄く、肋骨が浮き出ていて腕も細かったので、『鍛えてるのに意外と細いね』と言われることもあり、逞しい肉体への憧れが一段と強くなっていきました」

本格的にトレーニングにのめり込むようになった染谷さんはみるみるうちにバルクアップしていき、2020年にベストボディ・ジャパンが主催するマッスルモデル&フィットネスモデル日本大会で3位入賞。そこから3年間の充電期間を置いたが、今年は惜しくも準グランプリと悔しさを滲ませた。

「日本大会では準グランプリとなり、悔しさと達成感が入り混じった気持ちで帰宅しましたが、家族の寝顔を見たときに、自分は日本一幸せだなと思いました。いつもたくさん支えてもらっているので、少しずつ恩返しをしていきたいです。もちろん、自分の肉体強化も続け、日本一に近づけるよう努力していくつもりです」

0歳の娘と2歳の息子たちの父親である染谷さんは、トレーニングは平日の早朝のみと決めており、仕事終わりや土日は家族との時間にしている。限定された時間のなかでの効率のいいトレーニング法として全身法(※)を採用している。
(※)1回のトレーニングでに全身を鍛える方法。部位別に1種目ずつ組む方法や、BIG3を軸に組む方法などさまざまな組み方がある。

「時間的な余裕があまりないので強度を上げるための工夫をしています。必ずトレーニングメモをつけて、前回の自分を超えられるよう追い込んだり、全身法を用いて部位別の頻度を上げるようにしています」

最後に染谷さんに筋トレを継続できる秘訣を聞くと“楽しむこと”だと答えてくれた。

「トレーニングが楽しくて仕方ないので、トレーニングができることに感謝の気持ちを持っています。1レップ毎に感謝の気持ちを込めることで、肉体が限界を迎えたとしても、精神が肉体を凌駕する瞬間に巡り合うことができますし、その経験がさらに楽しさへとつながり、好循環が生まれます」

次ページ:華奢なゴリラからパパマッチョへ!染谷さんの劇的変化

取材・撮影:FITNESS LOVE編集部

次のページへ >


-トレーニング, mens
-,