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レジェンドビルダーのアップライトロウイングから重要な考え方を学ぶ

ミスターボディビルディング小沼選手が実際にゴールドジムで行っているトレーニングを解説。今回は「肩と上腕三頭筋」の日の第七種目、アップライトロウイングをご紹介。小沼選手がこの種目を行う狙いにもご注目。

取材:藤本かずまさ 撮影:舟橋 賢

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アップライトロウイング <三角筋前部・収縮重視>
フリーウエイト種目で事前疲労を

やり方

プレス系に入る前に、三角筋前部の事前疲労でフリーウエイト種目を行う。これは三角筋のコンディショニングを兼ねて行っている。バーベルを狭い手幅で保持し、カカト重心で内転筋を締めて立つ。三角筋前部に負荷を乗せた状態で、そのまま肘を外側に開いていく。肩を上げずに、三角筋に収縮をかける。

アップライトロウイング

動作について

アップライトロウイング

狭い手幅で持つことで肘が身体の前にきて、フロントレイズに近い動作となる。ただし、フロントレイズではあまり重量が扱えないため、このアップライトロウイングを先に行う。グリップは親指、人差し指、中指がメイン。動作中は肩を上下に動かさない。「引っ張る」というより、「そのまま上に挙げる」というイメージ。上体は動かないようにしっかりと固定する.

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戻す位置について

アップライトロウイング

戻す際は下ろし切らないようにする。三角筋に乗った負荷が逃げない位置まで。また、ボトムでは僧帽筋が伸びないようにする。ここで伸びると、動作に僧帽筋が関与してくる.

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【第三種目】ケガしやすい肩を「安全に」かつ「追い込む」レジェンドビルダーのリアデルトプルダウン 
【第四種目】耐えて効かせる!レジェンドビルダーのリアデルトフライ
【第五種目】三角筋側部収縮重視で効かせるレジェンドビルダーのワンハンド・サイドレイズ
【第六種目】三角筋側部ストレッチ重視で効かせるレジェンドビルダーのワンハンド・サイドレイズ


執筆者:藤本かずまさ
IRONMAN等を中心にトレーニング系メディア、書籍で執筆・編集活動を展開中。好きな言葉は「血中アミノ酸濃度」「同化作用」。株式会社プッシュアップ代表。


 


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