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息子に「痩せれば?」と笑われた50歳の学習塾室長が優勝

小川明子選手

2月26日(土)、兵庫県・西宮市民会館アミティホールにて『マッスルゲート関西新人戦』が行われた。昨年より『新人戦』が新設大会として開催され、今年は関西での開催は初めてにも関わらず70名以上の選手がエントリーした。ウーマンズレギンス163㎝超級で優勝したのは、学習塾の室長を務める50歳の小川明子選手だ。小川選手は、現在の姿からは想像ができないが過去に体重72kg、体脂肪率は39%あったことがあるという。そのときに言われた息子さんからの「痩せれば」の一言で美しい身体を手に入れた小川選手にお話しを聞いた。

【写真】コンテストで美ボディを披露

マッスルゲート関西新人戦
ウーマンズレギンス 163㎝超級 優勝
小川明子選手

トレーニング開始前の小川明子選手

トレーニング開始前の小川明子選手

――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「不摂生が溜まり(当時血圧が上210、下160)、さらに、頸椎ヘルニアで1カ月寝たきりの生活でした。そのときに愚息から「痩せれば?」と笑われ、家族には内緒で2018年の秋、フィットネスジム入会しました。当時、体重は72.7kg、体脂肪率39.1%です。ただひたすらスタジオプログラムに参加し、1年後に体重59.2kg、体脂肪率19.5%まで減量しました。その後、カッコイイボディを目指して2020年の秋にパーソナルで筋トレを開始いたしました。そして、2021年11月にマッスルゲート出場に興味を持ち初エントリーいたしました」

――トレーニングのメニューはどのように行っていますか?
「週3回肩、脚、背中。週5回朝のストレッチを行っています」

――トレーニング中に意識していることを教えてください。
「スタートポジションで体幹をかためること。足裏のテトラポット、親指側、小指側、かかとの3点でしっかり着地意識すること。そして呼吸を意識しています」

――トレーニングをしていて良かったと感じることはありますか?
「一日の限られた時間の中を工夫するようになったり、できない理由を考えるより、できる理由を作るようになりました。そのため、毎日が充実しているように感じています」

――普段から食事なども工夫していますか?
「朝、昼、夜、しっかりバランスよく食べています。また、毎日、なるべく同じ時間帯で食べるようになり、人生で初めて自分用のお弁当を作るようになりました」

――普段摂取しているサプリメントはありますか?
「特にこだわっていませんがマルチビタミンは、なぜか摂取しています」

――減量やバルクアップで意識していることは?
「減量中は、
朝食>昼食>夕食
と、徐々に減らし、逆ピラミッド型(逆三角形)の量で食べるようにしています。まだバルクアップをしたことがありませんが、基本は大食いなので、そのままでしょうか(笑)」

トレーニング開始前の小川明子選手

トレーニング開始前の小川明子選手

――大会に出場するようになって周囲の反応や反響はどのようなものでしたか?
「男女問わず、『カラダが変わりましたね』と声をかけられるようになりました」

――お気に入りのトレーニングアイテム?
「お気に入りはありませんが、好きなウエアを着てトレーニングしているときのテンション好きです」

――トレーニングや食事の参考にしたものは?
「今回、初の大会出場、初食事管理だったため、全て『R personal studio』の宮田智矢トレーナーにご教示願いました」

――次の目標を教えてください。
「今期は、ウーマンズ レギンスに2~3戦エントリー予定で、その後、カテゴリー変更をしてボディメイクの大会に出場したいです」

(取材・文:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介)

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