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看護師がマッスルゲート大阪で2冠を果たす!仕事とトレーニングを両立する秘訣

藤井陽子さん5月3日のマッスルゲート大阪、ビキニフィットネス・マスターズ部門と一般部門で優勝を果たした藤井陽子(ふじい・ようこ/36)さんは看護師として働いている。夜勤もあり不規則な生活の中で、どのようにトレーニングを工夫しているのかを伺った。

【写真】藤井さんの鍛え上げられた脚と背中

「夜勤の日は半日勤務で日中に時間があるので、トレーニングは普通にしますが、仮眠をとってから仕事に行きます。夜勤は生体リズムが狂ってとても疲れるので、夜勤明けは帰ったらまず朝ごはんと仮眠です。疲れが取れれば午後にトレーニングをします」

激務で寝ても疲れが取れない時は、ヨガやストレッチ、コンディショニングをして、トレーニングは休むという藤井さん。休むことで身体がリセットされて体調も、次のトレーニングの感覚もかなり良くなるようだ。

藤井さんは連続してトレーニングができる時は上半身2日、下半身1日、間が開く時は上半身と下半身交互に組み合わせて満遍なくトレーニングができるよう仕事に合わせてトレーニングメニューを工夫している。

また、減量中の食事では仕事に影響が出ないように気を付け、今年の減量で初めて上手くいったという。
「カロリーを落としすぎず体調を崩さないように管理しています。食材は体に合うものを一つずつ精査して選び、1日4〜5食に分けています」

減量だけでなく、増量中の食事も大切にしている藤井さん。
「増量中は1回の食事量が多くなると、お腹が張って腹圧がかけ辛くなりトレーニングの感覚がぼやけるので、自然と5食程度になっていました。食事や体重の記録と体の感覚を合わせて判断して、ハイカーボや休息を取り入れています。6月からの増量を成功させて、次はさらに研ぎ澄まされた身体でステージに上がりますので、応援頂けるととても嬉しいです」

初めはわずかな数値の上下で一喜一憂しがちで、うまくいかないと落ち込みがちの藤井さんだったが、今では前向きに考え方が変わったようだ。
「大会は数値レースではなく、各大会のコンセプトに合わせた仕上がりを競うビューティーコンテストだと私は捉えています。失敗に心沈むのではなく、どうしたらできるようになるか情報を漁って試行錯誤し、失敗は経験、成功は前進と積み重ね、何より前向きに楽しく取り組むことが成功へつながると信じています」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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