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35歳・高校教師のベンチプレス160kg挙げるボリュームのある大胸筋【筋肉道vol.106】

木村駿介さんトレーニングを始める理由は十人十色。今回は高校教師の傍ら東京大学に通う学生でもある木村駿介(きむら・しゅんすけ/35)さんを紹介。毎朝4時、5時に起きてトレーニングに励む木村さんのトレーニングライフを取材した。

【写真】高校教師・木村さんのボリュームのある大胸筋

大学4年生まで柔道をしていたが、引退後の趣味としてボディビルを始めた木村さん。
「2010年にゴールドジムウエスト東京に通っており、そこで鈴木雅さん(2010~2018年ボディビル日本チャンピオン)がトレーニングしていました。ちょうど鈴木さんが日本一を初めて獲ったときで、自分も刺激を受けてボディビルを頑張ることにしました」

木村さんは2013年の『JBBF東京オープン選手権』65kg級で初出場4位と好成績を残し、少しずつ成績を積み上げていった。

高校教師の木村さんは仕事との両立のため、残業に左右されない朝の時間帯にジムに通う。
「鈴木さんが朝トレーニングを行っていて、同じように朝トレーニングを行っていました。出勤前の朝トレはそのころからずっと日課です。ジムが空いていますし、朝のうちにトレーニングできると安心して仕事にも取り組むことができます。土日も朝行くようにしています。就寝時間は22時半から23時くらいです」

トレーニング歴13年の木村さんはバルクのある大胸筋が目を引く。
「よく大胸筋のトレーニング内容を聞かれますが、シンプルな種目しかしていません。しいて言うならば、ベンチプレスの重量にこだわっているぐらいです。ケツ上げのフォームですが、体重66kgのときでも160kgの重量を扱っています」

また、高校教師とトレーニングの傍ら木村さんは東京大学に通う大学生としての顔も持つ。
「ボディビルをするようになって挑戦はいつでもできることを知りました。なので一度大学院まで出ていますが、再び大学受験をして、今は新しい学問を勉強しています。生徒たちにも挑戦する姿をみせ続けたいと思っています」

木村さんがトレーニングを続けることができる理由は大会出場が大きいという。
「大会という目標を毎年設定することでサボらずに頑張ることができています。食事もトレーニングも続けていくためには目標を持つことが大切だと思っています」

ステージでは筋肉美を披露する高校教師の木村さんは今日も教壇に立つ。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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