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「5時間でやっと集中力が切れだす」週7で5時間のトレーニングを行う22歳が披露した“規格外スケール”の身体

田島吹樹さん(撮影:中島康介)あなたは毎日5時間のトレーニングを継続できるだろうか。7月1日(土)に開催された神奈川県ボディビル選手権大会のジュニアボディビルの部で優勝した田島吹樹(たじま・いぶき/22)さんは、週7で5時間という超ハードなトレーニングを行っている。なぜそこまでのハードトレーニングが続けられるのだろうか?

【写真】毎日5時間のトレーニングで作り上げた“規格外スケール”の身体

――トレーニングを始めたきっかけは?

「高校時に硬式テニス部に入っていて、腕や肩のトレーニングはやっていました。もともと線が細かったのですが、高校3年の時に野球部の同級生が大きなお弁当を持ってきて食べているのを見て、『自分も同じようにいっぱい食べよう』と思い、そこから本格的に増量、トレーニングを始めました」

――とにかく大きな筋肉が目立っていましたが、普段はどのようにトレーニングされていますか?

「基本的に毎日トレーニングしています。疲労がかなり溜まってきていると感じたらオフを取りますが。時間は、だいたい5時間ほど行っています。なので毎日5時間トレーニングし続けているということになりますね(笑)。分割は、脚、背中、胸、腕、肩のベーシックな5分割で、それをぐるぐると回し続けています」

――毎日5時間のトレーニングですか!?普通はできないと思いますが、なぜそこまでのトレーニングができるのでしょうか?

「今回は初めての大会挑戦だったので、全力で挑みたかったんです。昔から一つのことに対する執着心というか、『絶対に自分に負けたくない!』という想いは人一倍強い方だと思います。あとは、5時間くらいで集中力が切れてくるというのも、その時間に設定している理由の一つです。ダラダラしても意味がないので。なのでその5時間で全力を使い切るためにも、トレーニングの強度は意識して高めるようにしています。」

――5時間ものトレーニングでは、やはりたくさんのメニューをこなされるのでしょうか?

「いえ、種目数自体は少ないです。ただ、セット数がかなり多いと思います。基本一種目あたり10セットで、1セットの中でも2段階に分けて行っています。まず普通に行って、動作が出来なくなったら少し休んでもう一回行い、力を使い果たすという方法で行っています」

――凄まじい体力と精神力ですね。かなり重いウエイトを扱われるのでしょうか?

「いえ、力はそこまで強くないと思います。ベンチプレスでは90kgでセットを組んでいるのですが、10回も挙げられませんし。スクワットでは180kgを一回挙げたことはありますが、基本的に力はそこまで強い方ではないと思いますよ」

――力が弱くてもそこまでの身体になれるということは、かなり筋肉に効かせることが上手なのでしょうね。最後に、田島さんの今後の目標は?

「まず今年は10月29日に開催されるジュラシックカップに出場します。今後の目標としては、やはりボディビルをやる以上は日本一を目指したいという気持ちはあります」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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