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35歳のホステスが丸みのあるヒップとくびれを魅せビキニフィットネス優勝!

小林彩乃さん7月16日に行われたJBBF東京選手権・ビキニフィットネス35歳超級で見事優勝した小林彩乃(こばやし・あやの/35)さん。一際目を引くくびれとヒップで観客を魅了した小林さんはホステスとパーソナルトレーナーとして働いている。小林さんに話を聞くとホステスならではの食事とトレーニングの工夫があった。

【写真】小林さんの丸みのあるヒップとくびれ

小林さんは10年以上前から筋肉や筋トレに興味があり、そのときは宅トレをしていた。一昨年にジムに通い始め、そこから1年弱は見よう見まねや自己流でトレーニングをしていた小林さんはある選手に憧れてビキニフィットネスに挑戦すると決めた。
「筋肉への憧れが増すに連れてSNSで選手をよく目にするようになり、その中でダンシーあずさ選手に一目惚れして、さらに憧れが増しました。“あずささんの身体になりたい”という気持ちとこの競技に対して憧れは強かったものの“自分には無理”と思っていたのを“同じ人間だからできないことは無いんじゃないか...?”という気持ちに変化していき、ダンシーあずささんのパーソナルに行き、挑戦すると決めました」

小林さんはホステス(13年)と、掛け持ちで今年の2月から表参道のパーソナルジムcommeでトレーナーをしている。ホステスという職業で減量中のお酒はどう対応しているのか。
「もともとお酒が弱くて、それを皆さん知って下さっているので、お酒はあまり飲まずにお仕事させていただいています。私の大会のこともだいたい皆さん知って下さっているので、シーズン中はさらにまた皆さんのお気遣いに救われている次第です」

「トレーニング時間の確保と、トレーニングのための体調と体力の確保をするため、ホステスの方のお仕事では営業時間が終わったら真っ直ぐ帰る」という小林さん。仕事とトレーニングを両立するためのスケジュールは独特だ。
「お昼前に起きて、午後トレーニングをしています。起床し、まず朝食を食べ、お客様への昨日のお礼のご連絡をします。その後、トレーニングのインターバル中にお客様へのお返事や日頃のご連絡、トレーニングが終わって同伴のお食事がある場合は同伴、無い場合は普通に出勤という流れです」

また、減量中の食事には職業ならではの工夫と職場の協力がなければ、なしえないことが伺えた。
「同伴のお食事がない日は家で自分で作ったものを食べてから出勤します。減量期間が始まったら、徐々に同伴も減らして行き、大会前2週間は入れないようにします。本当にお店の皆さんには申し訳ない話なのですが、お客様やママ達にも説明して、ご理解ご協力をいただいています。営業中は食事が摂れないので、裏のお部屋でプロテインを1回飲みます。(増量期はマルトデキストリンをプラス)その他の時間は、お席とお席の間に一瞬裏に行ってEAAを飲んで、空腹感と筋分解を防いでいます」

小林さんはタンパク質を固形で摂るのは基本的には1日5食中の2食で、残りの3食(起床後、トレーニング後、ホステスの仕事中のタイミング)はプロテインだという。
「本当はもう少し固形で摂った方が理想的ですが、私は胃腸が強くないのもあり、朝は固形で摂る気がしないのとトレーニング前なので消化に負担がかからないようにするため、そしてトレーニング後はもう夕飯の時間が近いのと時間短縮の意味もあり、営業中は前述の通り食事は摂れないからです」

トレーニングをして「自分の身体を自分でデザインできるという自信が付いたため、太った痩せたに一喜一憂することから解放されました」と語る小林さん。特に丸いお尻が印象的な小林さんはお尻と脚を分けてトレーニングを行っている。
「トレーニングは週5日の1回2時間、脚の日は3時間行っています。肩、背中、脚、休み、肩、背中、お尻、休みというようにサイクルを組んでいます。お尻と脚はそれぞれガッツリやりたいので日にちを分けています。意識していることはコントロールできる中でのギリギリの重量を攻めることです。お尻だけは、パーソナルを受けたことがなく、人のYouTubeのトレーニング動画やネットの情報からヒントを得てトレーニングを続けています」

「減量中のトレーニングは辛いこともあるが、ステージを想像して奮い立たせてやり切ってます」と語る小林さん。今後の活躍にも注目だ。
「8月12日の関東選手権で、今回よりさらに良い身体とポージングで出場することです。これぞ“ビキニ選手”というビキニ選手像を目指して頑張っていきますので、応援宜しくお願いします!!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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