とにかく「デカかった」と5年前の体型を振り返る斉藤（さいとう／51）さんは駅の階段を走って昇るだけでも窒息するほどの息切れを覚えたことからダイエットを決意し、32kgの減量に成功した。痩せるための秘訣とは？
【アフター写真あり】斉藤さんの腹筋の縦線美が綺麗なメリハリボディ
学生時代は器械体操部で汗を流し、社会人になってからは趣味でサーフィンやゴルフをするなどスポーツが好きだった斉藤さん。しかし出産をきっかけにスポーツから離れて、やけ食いが日常になっていき、気が付いたら体重83.8kg、体脂肪率39.2%になっていたという。
「駅の階段を走って登っただけでも窒息してしまうんじゃないかというくらい息切れするようになり、このままでは身体への負担がすごいし、自分の身体の重さに限界を感じていました。電車に乗ると妊婦さんに間違われて席を譲ってくれる方がいるほど（苦笑）。このままではいけないと思い、5年前にダイエットを決意しました」
食べることが大好きだった斉藤さんはいきなり「THE減量食」にすることはできず、徐々に変えていったという。
「まずはお菓子をやめたりしていき、徐々に高カロリーのものを減らしていくようにしました」
運動面でも最初は有酸素運動から始めて、筋トレを取り入れていくようにした斉藤さん。
「運動は有酸素がほとんどでしたが、しばらくしてから筋トレもやるようになりました。あとからですが、筋トレはダイエットの近道だったと実感しました」
仕事の関係上、断ることのできない食事の誘いや、お菓子のプレゼントなどでカロリー計算が崩れることもあったというが、1日の摂取＆消費カロリーを把握して調整するようになり、私生活も変わっていったという。
「生活リズムが整うようになり、健康を意識するようになりました。コンビニ弁当やラーメンなどは自然と食べなくなりました」
5年間自分のペースでダイエットをする斉藤さんの痩せるための秘訣は楽しむこと。
「あまり結果が出てこないと挫けそうになりますが、やっていることは必ずいつかかたちになっていくので結果を焦らずに、“少し効率悪いかな”と思っても自分が楽しんでできるやり方を見つけていくことで継続に繋がって結果的に効率が良いのかなと思いました」
体脂肪率9.6%まで落とした斉藤さんはマッスルゲートのウーマンズレギンス＆ウーマンズレギンスフィットネスにも挑戦し、充実した毎日を送っている。
「ダイエットをして得た変化は体重だけではなく、生活リズムや食事、睡眠時間やメンタル、自分の身体への扱い方。今の自分にとってトレーニングは欠かせないものになりました。あんなに太っていたグータラな自分が、今はフィットネスの大会に出場できるまでに変わったことが何よりも奇跡！これからもなりたい自分に向かって頑張っていきたいです」
取材：FITNESS LOVE編集部 写真提供：斉藤さん
