コンテスト mens

「以前は体重105kgありました」丸みを帯びた筋肉とVシェイプでクラシック優勝の39歳男性が考える、だらしない身体からの脱却法

後藤崇選手(撮影:中島康介)8月2日(水)に開催されたマッスルゲート東京スポルテック大会のクラシックフィジークで優勝した後藤崇(ごとう・たかし/39)選手は、以前は体重が105kgもあったほどの巨漢だった。身体を大きく変化させた後藤選手が考える、だらしない身体を変えるための秘訣とは?

【写真】後藤さんのパンパンに張った大胸筋

――マッスルゲート東京スポルテック大会での感想をお聞かせ下さい。

「参加者が多く、ボディメイク競技の人気と、マッスルゲートの人気の高さが伝わってきました。審査員の方々がJBBFの大御所ばかりでかなり緊張しましたが、良い評価をいただき、今まで支えてくれた家族、ポージングを指導していただいた小沼トレーナー、使わせていただいているジムの方々や応援していただいた方々に本当に感謝しています。フィードバックもいただき、絞りや背中の広がりなどの課題が見つかったので、しっかり鍛えて筋肉で埋め尽くしていきたいと思いました」

――トレーニングを始めたきっかけと、大会に出始めたきっかけとは?

「元々柔道をやっており、強くなりたいと思ったのがトレーニングを始めたきっかけでして、かれこれ15年ほど継続しています。トレーニングを続けていく中で、よく一緒にトレーニングする友人に大会出場を勧められて出てみました。大会出場歴も今年で5年目となります」

――後藤選手の得意な部位はどこでしょうか?

「大胸筋です。子供の頃から腕立て伏せをやっていて、効きやすくなったのだと思います」

――トレーニングを初めて、精神的に変化したと思うことはありますか?

「もう一踏ん張りというところで、頑張れるようになりました。元々すごく太っていて、番重い時で体重は105kgあったので、身体が変わって自信がついた気がします」

――ちなみに「太っていた」という時期は、どのような食生活をされていたのでしょうか。

「お酒が好きなので、深夜まで飲んで、〆にラーメンを食べて、その後またコンビニでアイスやらデザートやらを買って食べていました(笑)。運動は週に1、2回のみで、柔道をやっていました。でもそれも全て、柔道が終わった後に美味しいお酒を飲むためでした(笑)」

――そのような状態から、細いウエスト、Vシェイプ、丸くボリュームのある筋肉が求められるクラシックフィジークで優勝されるに至りました。

「コンテストに出始めて初の減量のときは、通勤で飲み屋街を通る時は辛かったですね。仕事で疲れているとつい寄りたくなりましたが、店の中を見ないようにして自転車で駆け抜けていました(笑)」

――最後に、「だらしない身体を変えたい!」と思っている方々に向けてアドバイスはございますか?

「短期間で痩せようとしない方が良いと思います。長い期間をかけて、我慢をしすぎないように、週に1食くらいは好きなものを好きなだけ食べる日を設けるなどの工夫をしながら、運動もできるときはやるようにする生活を継続することが大事です。いくら身体が変わっても、生活が元通りになれば身体も元通りになってしまいます。『生活は身体に出る』ということを念頭に置いて過ごすことが大事だと思います」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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