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女王様プロレスラーの「エリナ様」がグランプリ獲得!仕事と育児を両立しながらのストイックなボディメイク

山中絵里奈さん10月21日(土)、横須賀市文化会館にて『ベストボディ・ジャパン2023ジャンル別&職業別大会』が開催され、山中絵里奈(やまなか・えりな/37)さんがミス・ベストボディ・プロスポーツ部門で見事グランプリに輝いた。全身の引き締まった筋肉とバランスの取れた健康的な肉体を作り上げることが求められるこの部門。ポージングをはじめとする見せ方も重要となる中で見事グランプリを勝ち取った山中さんの強さの秘訣に迫る。

【写真】プロレスラー・山中絵里奈さんが見せた健康的に仕上がった肉体美

普段はプロレスラー「エリナ様」として月1〜2回程度リングに上がっている山中さん。コンテスト出場のきっかけは、母でありながらベストボディ・ジャパン公認講師を務める山中和美さんの勧めだったという。

「正直初めは出場する予定もなかったんです。でも、母がレッスンに行く姿を見ているととてもキラキラしていて……。それだけでなく、娘から見てもみるみるうちに若返っていくように感じたんです。そんな姿を見ていると私も挑戦してみたいと思うようになり、出場を決心しました」

今大会は妊娠、出産を乗り越えての挑戦。仕事とトレーニング、育児の両立が求められるため満足のいく練習はできなかった。しかし、そんな状況の彼女を救ったのはマッスルメモリーだった。

「トレーニングの頻度は週1回しかできませんでした。過去の大会でのコンディションと比べると到底レベルは落ちた仕上がりとなってしまいましたが、ある程度継続していると想像以上に筋肉は付いてきたので、マッスルメモリーの凄さを実感しましたね」

そんな彼女が今大会に向けて特に強化したのが、ハムストリングやお尻、背中や肩などの後背部だ。

「出産の影響からか、お尻はかなり筋量が落ちてしまったので強化は必須でした。また、背中や肩は課題部位だったので今回は多く取り入れましたね。練習時間は短いですが、インターバル中は他の部位のトレーニングをするなど、内容の濃いメニューをこなすことで、なんとか試合に出れるコンディションまで持ってこれました」

インターバルでさえもトレーニングに当てるほどストイックに追い込み、練習不足をカバーしてきた。努力を惜しまない山中さんを突き動かす原動力はどこにあるのだろうか。

「ありがたいことに応援してくださる方が沢山いるので、期待に応えたいという気持ちが辛いときの私を突き動かしてくれました。また、私自身も公認講師を務めさせて頂いているので、誰もが認める強さで仕上げたいという思いは強いモチベーションになっています。これからも走り続けます!」

強さと理想の体を追求をし続ける山中さんの活躍から目が離せない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

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