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金子賢も称賛の美筋脚!大会一年目で全国上位入賞を勝ち獲った『アスリートトレーニング』

「楽しかった!人生で一番輝いた瞬間でした。こんなに素敵な人たちと闘えるなんて、と一日中ワクワクしていました」

【写真】正木依紅さんのセクシーなお尻と美脚を際立たせるビキニとモノキニ姿

12月10日(日)、サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)決勝大会(全国大会)にてビューティーフィットネス部門tallクラス(161cm以上)4位の上位入賞を果たしたのは、大会出場初シーズンとなる正木依紅(まさき・いこう/36)さんだ。ルーキーとは思えない、堂々たるのびやかなポージングと美しい肢体で魅せた正木さんのボディメイクに迫った。

「最初の2年半はずっと健康維持のためになんとなくジムに通っている程度でした。大会出場を決意して1年半、“アスリートの生活になるよ”というトレーナーの言葉通り、懸命に身体作りに励んできました。起床後すぐポージングの練習を40分、9:00〜14:00まで仕事に励み、その後ウエイトトレーニング、夜は有酸素を1時間というサイクルを毎日繰り返してきました」

「筋トレは週に5日、1回50分程度ですが、下半身に日を週に3回入れて特に強化しました。スクワット、スミスマシンスクワット、ダンベルスクワット、レッグプレス、レッグカール、アブダクターなど、脚部に満遍なくアプローチし、“可能な限りの高重量でやれるまで”を指標にしてきました。今ですと、たとえばレッグプレスは95kgを15回、4セットというようにボリュームを重視して筋肥大に取り組みました。金子賢さんにフィードバックで『この子の脚はすごい』と皆の前で褒められる筋量を蓄えられたのは、このボリューム量の賜物だと思います」

最初は一回もできなかった懸垂も、ラットマシンやヴァーティカルトラクションをやり込んだ結果、今では10回を超す。「辛いから逃げるのではなく、辛いからやる。決めたことは絶対に続ける」。二人三脚で正木さんをサポートしてきたパーソナルトレーナーの言葉を胸に、筋トレのオフ日は縄跳びや長距離(5km)走も欠かさず、蓄えた筋肉をより美しく見せる絞り込みにも力を入れてきたという。

「絞りといえば食事管理が主になってくるわけですが、私は減量期でも1800kcalは必ず摂ります。常に立ちっぱなし、動きっぱなしと非常に運動量が多いので、減らすと代謝が落ちて逆に痩せなくなってしまうというのが分かりました。ささみ、エビ、カレイ(魚)、白米を主軸に脂質を減らすメニューを立てて、絶対に“食べて動いて痩せる”というスタンスを崩しません。最終の仕上げでも1500kcalは摂ります。このカロリーが有酸素も筋トレも最後まで重量や頻度を落とさず大会に望める最低限です」

こうして仕事、2人の子育てと不規則で慌ただしい日々も、正木さんの情熱を消すことはなく宣言通り最終決戦のチケットを手にし、見事上位入賞を果たした。

「ボディメイクは楽しいです。日々成長が目に見える成功体験は人生の財産になります。子どもたちにも夫にも応援されて、家族で喜びを分かち合うかけがえのない経験になりました。皆にもこの楽しさを味わってほしい。来年もさらに身体を磨き上げて、チャレンジしたいと思います」

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取材:にしかわ花 撮影:舟橋賢

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