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体脂肪率40%からサマスタ全国大会1位!一年半でヘルシーボディをつくった週7日トレーニング

12月9日、全国の“夏が似合う男女の祭典、”サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)『ROOKIE CHALLENGE CUP決勝大会』にて、今シーズンがボディコンテスト初の挑戦である野口愛未(のぐち・まなみ)さんがフィットネスモデル部門で優勝した。

【写真】健康美はじける野口愛未さんのポージング

「勝てたことはもちろん嬉しいんですが、満点での優勝ではなかったことと、本命としていたビキニ部門で入賞を逃してしまったのでリベンジしたいという気持ちの方が強いかもしれません。このままでは終わりたくないですね」

たゆまぬ向上心を滾らせる野口さんは、体脂肪率40%を超える肥満からのスタートを切ってボディメイクを行ってきた。スポーティにトレーニングウェアを着こなす現在からは想像のできない「着るものは全てLサイズ、何を着ても似合わない」という身体から、現在の引き締まったボディを作り上げた方法を聞いた。

「トレーニングは週7日です。始めてから一年半になりますが、トラブルのとき以外は必ずジムに行けるようスケジューリングしています。背中、肩、脚と分け、私は特に背中を広くしてくびれを綺麗に作れるよう、パーソナルは背中トレを中心にしています。ストレッチだけ行う日も設けており、これはインナーマッスルの強化や肩甲骨の固まりによる背中の広がりにくさやポージングへの対策として取り入れています」

「高重量で4セットを基本に、“絶対に回数を落とさずやりきる”という意識を大切にしています。背中で主軸に取り入れているのはラットプルダウンとシーテッドロウで、そこにワンハンドでのダンベルロウイングやマシンでのラットプルダウンをその日の気分によって変えています」

食事はすべてトレーナーの監修によるメニューを徹底しているという。

「体重の管理は初の大会シーズンということもあり手探りの状態で、予選では思った以上に絞れすぎてガリガリになってしまったという経験も踏まえてやっと安定してきました。私の手法はグラムでの管理で、鶏胸肉やささみを200g、サバ40g、ゆで卵2個、玄米200g、焼き芋70gといった具合に食材をグラムで管理しています」

「元々食べるのは好きなのでストレスを溜めすぎないように、コーヒーにアーモンドミルクを入れたり、飴玉や小さな和菓子で舌を満足させるなどの工夫はしています。あとは大会直前のカーボアップ(一時的に炭水化物を大量に摂取することで筋肉に栄養を与えて張りを出す調整法)が楽しみですね。過酷ではありますが、立てた目標は絶対に叶えてきたので、結果を出すためなら頑張れます」

最初の目標はスキニーパンツを履くこと、次はビキニを着てプールにいくこと、そして大会に出て優勝すること、と着実に叶えてきた野口さんが、次に目指す場所を聞いた。

「来シーズンは私生活に変化の多い年なので、大会にどこまで注力できるか不安ではありますが、できる限りを精一杯積み重ねていきます。どの大会に出場するか、どのカテゴリーで勝負するかも含めて身体作りの指標を再度一から考えています。どのようにするにしても、ポージングがまだ不慣れな分、見た目だけでも他の素晴らしい選手の方々に追いつきたい。今はその気持ちで必死に頑張っていきます」

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取材:にしかわ花 撮影:FITNESS LOVE編集部

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