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「ボディビル大会はパーティーのような存在」スクワット120㎏!立体感のあるお尻で魅せる30歳

韋笑笑選手かっこよさと女性らしさを兼ね備えた力強く丸い筋肉が美しい韋笑笑(うぇい・しょうしょう/30)選手。2023年12月のゴールドジムジャパンカップ・ウーマンズフィジークでは、その筋肉美で観客の目を惹いた。普段の服装でもカッコイイ筋肉が際立つ韋選手のトレーニングとは?

【大会写真】韋笑笑選手のバックポーズでも分かるお尻の立体感&カッコイイワンピース姿

「腕を太くしたい」と思いトレーニング開始

偶然見かけた筋肉質の女性の写真を見て衝撃を受けた韋選手。女性らしい柔らかさと力強さのコントラストに感動し、「腕が太い女性はとてもカッコイイ。自分も腕を太くしたい」と思い、2019年にトレーニングを開始。

「ステージに立って頑張った練習の成果を見せたい!」と大会出場を決め、2020年10月のJBBF横浜オープン・ビキニフィットネスに大会初出場。その翌年の2021年から女子フィジークにカテゴリーを変え、JBBF関東クラス別で3位、埼玉県選手権で見事優勝し、その後も活躍を見せている。

基本を大事に。自分の限界に挑戦する

「スクワットなどのトレーニングが好きで、自分の限界に挑戦し続けています」と語る韋選手は、ご自身のInstagramでスクワット、デッドリフト120㎏を持ちあげるなど力強いトレーニング風景を公開している。そんな韋選手のトレーニングサイクルとは?

「トレーニングは週5~6回で、1回1時間半です。以前は胸、肩、背中、脚、腕+腹筋の5分割でやっていました。今年からは胸と肩、背中とリア、脚の3分割でやってみます」

トレーニングでは、「その種目で鍛えられる部位や目的をしっかりと把握することが重要」だと語る韋選手。ただダンベルなどを持ち上げるだけではなく、目標の筋肉から力を出すことをとても重視しているという。韋選手の強さと女性らしさを兼ね備えた筋肉美は、その意識と基本種目を大切にしているからかもしれない。

「下半身に比べて上半身は弱いので、今年は肩と胸を重視して強化していきたいです。肩はミリタリープレス、サイドレイズ、フロントレイズなどのトレーニングを通じて、肩の幅と厚みを増やしました。大腿筋はスクワット、ランジ、レッグプレスなどで、大腿筋の力強さとサイズを増やしました。殿部はヒップスラスト、デッドリフト、グルートブリッジなどのトレーニングを通じて、殿部の形状と強度を向上させました」

また、自分の欠点に気づき、新しいアイデアを得るためにも、時々友達を集めて合トレをする韋選手。合トレが交流や学びの場にもなっている。

食事については、「牛肉と米を多めに食べることは筋肉の増強にとても効果的だと思います」と答えてくれた。減量中に意識していることとは?

「ダイエットとトレーニングの疲れのバランスをコントロールすることを意識しています。減量のために有酸素運動に頼りすぎると、身体が疲れすぎて食欲が増してしまいます。カロリーギャップが大きすぎると、脂肪が失われる余地が大幅に減少します。このバランスはまだ模索中です」

大会に出場することで、筋トレ同士と出会い交流できることが嬉しいという韋選手。大会で見せる笑顔は大会をとても楽しんでいるように見えた。

「外国人として、日本のボディビル大会に参加することはとても嬉しいです。コンテストに参加するたびに、筋トレ同士がたくさんできます。出身やバックグランドは異なりますが、減量や筋トレは私たちをつないでくれました。ボディビル大会はパーティーのような存在で、とても楽しんでいます。競技を通じて、より多くの人にボディビルの魅力を感じてもらいたく、自分の元気と笑顔をすべての人に届けたいです」

女子フィジークとしては上半身と下半身のアンバランスが比較的大きいと感じている韋選手は、次の大会では特に下半身の大きさが求められるウェルネスに出場予定だという。新しいカテゴリーに挑戦する韋選手の姿を見るのが楽しみだ。

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介、北岡一浩

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