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長すぎたサナギから蝶へ。1日12時間超ゲーマーがトレーナーになるまで【筋トレビフォーアフター】

加藤さんのビフォーアフター「幼少期からずっと太ってていじめられていて、そんな自分をいつか変えたいと思っていました」
「ある日、フリーサイズのワンピースすら入らなくて、袖を切って着たときに、もうショックで……ジムに通おうと決意しました」
ジム通いを始める前の生活について、加藤(かとう)さんは振り返る。

【アフター写真あり】体脂肪率41.8%から18%に!メリハリボディの加藤さん

「FPS(一人称視点で戦闘を行うシューティングゲーム)が大好きで、1日12時間以上しながら、好きなものを食べて寝る生活でした。運動の経験もほぼゼロ、体育の時間にやったきりでした。何をやっても続きませんでした」

そんな生活は突如一変する。
「ジムに入会して、スタジオレッスンを受けたときあまりにも楽しくて、運動ってこんなに楽しいんだって驚きました。毎日ワクワクしながら通って色んなレッスンを受けて、気づいたら数カ月でありえないくらい痩せていました」

その変化はすさまじい。2年で体重は−20kg、体脂肪は41.8%から18%。もはや別人としかいいようのない変貌である。
「格闘技系、筋トレ系、ダンス系、暗闇バイクに、暗闇トランポリン……なんでもやりました。皆でワイワイやりながらできるというのも合っていたんだと思います」
「本格的な筋トレにもハマって、月曜日は朝4時半から、他の日は6時か7時には起きて行きます。3分割でほぼ毎日です。これにスタジオですから、痩せなきゃおかしいですね(笑)。でも、本当にそのくらい楽しいんですよ」

そして、「ひとつのことに集中すると他が見えなくなる」と語る加藤さんはトレーニングを継続するための決意をした。
「転職してトレーナーになりました。それまでは色々な職業を転々としていましたが、自分の体験から、“運動の楽しさを伝えたい”、“健康の手助けをしたい”という思いが強くなり、思い切ってチャレンジしました」

「やりたいことって先送りにするんじゃなくて、まず飛び込むのが大事だと思います。『知識がついてから』『身体がかっこよくなってから』ではなく、実際にやってみてそこから必死に学び、努力してお客様に見合う自分になっていく。こういう姿勢で日々頑張っています」
人体の知識や栄養のことは勿論、コミュニケーション力や相手の心を察する力、求められていることの正確な把握、表現力など磨くべきことを常に模索して励んでいるという。

そして、自分を変えたい人に向けて語った。
「これは自分の経験からですが、夜中のテンションで厳しいダイエットルールを作って自分に課すのは絶対にやめたほうがいいです。それより、モチベーションになる人を見つけるのがおすすめですね。この人に見合った人になりたい、こんな身体になりたいと思える人です。私の場合は、通ってるジムのマッチョトレーナーさんでした(笑)」
「とにかく、自分一人で頑張ろうとしないこと。ジムの中でもSNSでもいいので、トレーニングの仲間を作るのはおすすめです。皆の頑張ってる姿を見るとやる気がわきますよ!私もそういう仲間の一人になれるように精一杯やります!」

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取材:にしかわ花 写真提供:加藤

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