シェイプ&ビューティー womens

「50㎝のウエスト」を達成した安井友梨のくびれづくりメソッド【くびれはつくれる!】

安井友梨さん昨シーズン、ついに目標のウエスト50cmを達成した安井友梨さん。今回、その経験と実績に裏打ちされた、安井式くびれメイクメソッドを大公開!

発売中の雑誌『Woman's SHAPE Vol.27』に掲載されている『“くびれはつくれる! 安井友梨 ”伸ばして緩めて、締める! ストレッチとブリッジ』より内容を一部抜粋してお届けします。

【大会写真】安井友梨さんの50㎝のウエスト(グランドチャンピオンシップスと世界選手権写真あり)

──昨シーズンの世界選手権前は、SNSに投稿した「50㎝のウエスト」が大きな話題となりました。

安井 昨年の4月1日時点で80㎝だったので(笑)、7ヵ月で30㎝絞ったことになります。2015年にデビューした時は63㎝、5年目で59㎝と初めて50㎝台に突入して、一昨年はついに53㎝。なので昨年は、さらに「マイナス3㎝」を目指して1年間取り組んできました。

──今回紹介していただくエクササイズも"究極のくびれ”を作り上げた取り組みの一部なのですね。

安井 スキマ時間にちょっとずつでも、継続すれば必ず効果が出てくるのでお勧めです。くびれない原因は、やはり姿勢の悪さにあると思うんですね。顔や肩が前に出て、胸が縮んだ前かがみの姿勢は内臓を押し潰すことになり、くびれなくなってしまう。腹筋でくびれを作ろうとする人も多いですが、縮めるような腹筋をやるとますます腹部を押し潰してしまうので、女性にはあまりお勧めできません。私もクランチ系の腹筋はまったくやらず、逆に伸ばして鍛えるような方法を採り入れています。

──伸ばして鍛える。ぜひ詳しく教えて下さい。

安井 一言でいえば「反る」ことを意識したトレーニングです。準備運動の段階から、とにかく反って胸や体幹部を伸ばし、可動域を広げて"動かせるお腹”を作るということがとても大事で、それにより内臓が元の位置に戻ってきて、お腹まわりもスッキリしてきます。また、内臓も元気になるので消化吸収がよくなりますし、血流もアップするので血管内の疲労物質もスムーズに流れて疲労も取れやすくなったり、代謝も上がったりしてきます。

──動かせるお腹にすることで、そんなにメリットが。

安井 その通りで、まさに良いことだらけなんです。逆に、上半身の前側が縮んだまま硬直すると、猫背や骨盤後傾など姿勢が悪くなっていきますし、落ちてきた肋骨に潰されて内臓が出てきてしまい、ぽっこりお腹や代謝の低下など負のスパイラルに陥ってしまいます。ただ、胸が硬い人は意外に多いので、最初は反りたくてもなかなか反れないかもしれません。

──うまく反れないのは腰まわりの硬さが原因だと思っていましたが、胸の硬さもあるんですね。

安井 私も経験がありますが、長時間のデスクワークで縮こまって作業をしていると、胸椎がガチガチに硬くなっていてうまく胸が開きません。胸が広がらないと肋骨も持ち上がってこないので、くびれを作りたくてもそのスペースがなくなってしまうんです。今回ご紹介する準備運動でも、ポイントは胸と骨盤の間をいかに縦長に伸ばしていくか。そのためには、やはり胸を徹底的に開いていくことが第一歩なんです。

次ページ:安井友梨さんの50㎝のウエスト(グランドチャンピオンシップスと世界選手権写真あり)

取材・文:藤村幸代 撮影:中原義史、(大会写真)中島康介、Igor & Jakub

次のページへ >


-シェイプ&ビューティー, womens
-