「トレーニングに励むことで、いつからでも身体は変わると実感しています。今のボディラインを維持しながら、80歳になっても素敵にビキニを着こなしていたいです！」
そう話すのは、10月8日（日）、埼玉県・行田市産業文化会館で開催されたSUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード）大奥のビキニモデルのグランドジェネレーションクラスで優勝した、ネイリストの山岸寿美子（やまぎし・すみこ/53）さん。このクラスは、50歳以上の選手に出場権が与えられ、「幅広くコンテストを楽しんでもらいたい」という想いが込められ、男子カテゴリーは7月の東京予選、女子カテゴリーは大奥の２大会で増設された。
「もともと開催されているマスターズクラスは37歳以上が出場できるため、年齢の幅がまだまだ広く……。もちろん出場できるだけでも満足だったのですが、（代表の金子）賢さんがさらに上の世代でも活躍ができるようにと新しいクラスを設けてくれましたので、開催されると知ってからは絶対出場するという気持ちでいました」
今シーズンからビキニモデルに挑戦をし３回目の出場となる山岸さんは、ボディコンテストに出場することで日々のトレーニングへのモチベーションが得られているという。
「どれだけ年齢を重ねていても健康的で美しいボディラインをキープしていくために、あえて厳しい世界に飛び込んで刺激を受けた方がトレーニングを継続できるのかなと思っています。今までも他団体へ出場したこともありますが、ここまで本気で身体を変えたいと思えたのはサマスタのおかげですね」
挑戦をすることで新しい課題が見つかる。今大会への挑戦に向けて山岸さんは今までを振り返り「身体の絞り」が甘かったことに気付くと、他の選手のトレーニングを参考に普段は全く取り入れていなかった有酸素運動を積極的に行ってきたようだ。
「皆さんが有酸素運動を取り入れていると知り、試しにやってみようかなと行ったところ、自分の中では過去にないくらい身体が絞り切れたと思います。もちろん他にも課題はたくさんあるので、また出場を通じて得られた新しい課題を糧に来年に備えて、身体作りを頑張っていきたいです。
私よりも年上の方々がボディコンテストに出場をして、綺麗な身体を披露している姿を見ると『私もまだまだだな』と気合いが入ります。いつから始めても頑張った分だけ身体は変わるなと実感しているので、同世代の方々にもぜひチャレンジすることをやめないでもらいたいですね！」
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：中原義史
