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ポールダンス歴16年のベジタリアンがボディコンテストでグランプリ獲得!「ベジタリアンマッチョとして躍進します!」

清水美佳子さん4月29日(月)、市川市文化会館にて『マッスルモデル&フィットネスモデル2024関東大会』が開催され、清水美佳子(しみず・みかこ/55)さんがマッスルモデル&フィットネスモデル部門、ウーマンズクラスでグランプリに輝いた。

【大会写真】清水美佳子さんが鍛え上げた細いウエストとS字ライン

コンテスト自体は2020年から出場していたというものの、これまではモデルジャパン部門での出場。今回は本格的なカテゴリ変更後、初戦となる大会であった。

「昨年の大津大会ではモデルジャパン部門とのダブルエントリーで臨みましたが、"迷いがある"というフィードバックを頂きました。これまで、体型は小柄で痩せ型なのでモデルジャパン部門だと思う反面、筋肉質ゆえ減量に悩まされてきました。でも私は筋トレが大好きなのでトレーニングも抑えたくなかった。ありのままの自分で臨もうと決心をし挑んだ今大会で、結果が出たことは素直に嬉しいです」

筋トレ以外にも16年ほど続けているポールダンスが趣味だという清水さんだが、長く腰痛に悩まされてきた。

「本気の趣味として取り組んできたポールダンスは腰痛の影響で楽しむものに変わっていました。2019年には全身の怪我とコロナ禍が重なり、うつ状態にもなりました。コンテストはどん底に落ちたメンタルを回復させるために挑戦をしたんです」

現在でも腰痛と付き合いながら、筋トレと並行してポールダンスを続ける清水さん。家事の合間など、スキマ時間を見つけたトレーニングも楽しく取り組めているという。

「腹筋とスクワットを行うのが毎朝の日課になっています。辛いどころか幸せホルモンが出るんです。また、普段のトレーニングは腰の怪我をしない身体作りを大前提に。サイドクランチなどで脇腹も含め、腰回りを徹底的に鍛えています。食事面においては、私はベジタリアンなので(肉は食べずに)豆や牛乳、卵を中心にたんぱく質を摂取しています。他には中々いない"ベジタリアンマッチョ(ベジマッチョ)"を目指します!」

前向きな姿勢で明るく語る清水さんだが、思うような結果が出ず伸び悩んだ時期もあった。

「2020年からコンテストには出場をしていますが、グランプリが中々取れず悔しい想いもたくさんしてきました。でも、多くの"負け"を経験して気付けたこともあります。それは、人との比較に答えはなく、自分の中にしかない答えを見つけることが最終的な勝利に繋がるということ。勝負にこだわりすぎず、まずは継続的な努力ができる自分を褒めてあげることが大切だと思います。それができると、"意味のある"勝ち負けになり、必ず次へ繋がる一歩となるのです」

一つひとつの勝負を"意味のある"ものにし、着々と成長を遂げている清水さんに筋トレの魅力を伺った。

「自己肯定感の向上は一番の魅力だと思います。筋トレをすれば必ず筋肉は付きます。そして筋肉が付くと身体の内側からツヤが出るんです。筋トレは未来の自分への投資です。10年後、健康的な身体を手に入れるための下準備をしませんか?」

"ベジマッチョ"として日本一を目指す清水さんの戦いは始まったばかりだ。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

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