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ドラゴンズ期待の新星・松山晋也が鮮烈デビュー!大学時代は伝説のボディビルダーの指導で成長

松山晋也投手(本人のインスタグラムより)6月17日、中日の松山晋也投手は日本ハム戦でプロ初登板で3者連続三振の鮮烈デビューを飾った。

【写真】八戸学院大学時代の松山投手

松山投手は八戸学院大学から育成ドラフト1位で今季入団を決めたが、その飛躍の大きな要因としてあげられるのが“筋トレ”だ。

高校生の頃の松山投手は身長180cmに対して体重は60kgほどで、高校でウエイトトレーニングを始め、体重を増やしていった。さらに八戸学院大学へ進学すると、そこで伝説のボディビルダー・上沢久志氏のトレーニング指導を受けるようになり、フィジカル強化に努めたという。
「(上沢さんのトレーニング指導は)とにかくキツい!独学でやっていた頃とは比較にならないです。最初に教えていただいたのは、まず基本種目で高重量を扱えるようになること。そして、それをひたすら筋量アップにつなげるのがボディビルであり、競技アスリートの場合はそのパワーを“動き”につなげていくということです。もちろん、その過程で筋量も増えていくけれども、無闇に増やすのではなく、競技やポジションに応じて、適正の範囲内でコントロールしていくということでした」
(ウエイトトレーニング専門雑誌『IRONMAN2022年11月号』より)

上沢さんの指導を受けるようになってから、投球での安定感も向上したという。
「実践的なパワーの伸びが実感できています。スクワットやベンチプレスなどでは、フォームを矯正したことで一時的に使用重量が落ちましたが、ウエイトをコントロールしながら以前の重量が扱えるようになっています。体幹も驚くほど強くなったので、投球での安定感も向上しました」

今後さらなる活躍が期待される松山投手。ダルビッシュ有投手、大谷翔平投手を始め野球界のスターたちが“筋トレ”を推奨しており、すでに球界での“筋トレ”の重要性は折り紙付きと言えるだろう。

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文:FITNESS LOVE編集部

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