近年、ボディコンテスト人口は増加傾向にあるが、中でも若い世代の間でコンテスト出場が目立つようになった。今回はごぼうと呼ばれるほどガリガリだったが、2年間で驚くほどのバルクアップを果たした高校2年生の渡邊陽日輝（わたなべ・ひびき／17）さんを紹介する。
【アフター写真あり】“すごい筋肉！”と高校で褒められる逆三角形ボディ
身長178cm、体重63kgとガリガリだった渡邊さんは周囲から「ちゃんとご飯食べている？」「ごぼうみたい」と言われていたという。
「筋トレはしていてもご飯を全然食べていなくてガリガリでした。しかし、ボディコンテストの動画をみたことがきっかけで筋肉に興味を持ち、ボディメイクのことについて詳しく勉強し始めました」
「ごぼうのような身体」を変えるためにフリーウエイトでトレーニングをするとともに、しっかりと食事を取るようになった渡邊さん。
「お米から炭水化物を摂り、肉などからタンパク質を摂りました」
ボディメイクと学生生活の両立には、高校生ならではの悩みもあった。
「部活（バレーボール）で疲れ切ったあとに自宅やジムでトレーニングするので、とても苦しくて、何度も挫折しそうになりました」
心が折れかけたときは友人がかけてくれた言葉思い出して頑張ることができたという。
「友だちが“筋肉と努力は裏切らないよ”と言ってくれて、それを信じて継続することができました。努力が報われてくると、みんなから“筋肉すごい”、“カッコイイ”などと褒めてもらうようになりました」
サマースタイルアワードの甲子園部門で、高校2年生ながら優勝した渡邊さんは来年の連覇に向けて突き進む。
「これからもコンテストで優勝を重ねて、自分をきっかけに筋トレやダイエットを始める人を増やせる存在になりたいです」
取材：FITNESS LOVE編集部 写真提供：渡邊陽日輝さん
