10月23日(日)、愛知県・芸術創造センターにて『マッスルゲート愛知』が開催された。マッスルゲートは、2017年の江ノ島からスタートし、ボディコンテストの登竜門として、新人選手が出場しやすい大会だ。例年以上に愛知大会は盛り上がりをみせ、エントリー数は上限に達し、チケットも完売となった。ここではメンズフィジークマスターズ172cm超級で優勝した國井鉱治選手を紹介する。バルクアップ法にご注目。
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
――優勝おめでとうございます。まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「ありがとうございます。20年前に、学生時代にやっていた柔道の補強として始めました。自分の身体を評価してもらいたいと思い大会に出場しました」
――トレーニングをしていて良かったと感じることはありますか？
「筋肉があると子どもウケが良いことです」
――ご職業はパーソナルトレーニングをやられているそうですね。
「トレーニングをしやすい環境ではあるので苦労はあまりないのですが、家族にトレーニングばかりしてると思われないように家族サービスをしっかりしてます」
――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか？
「月曜と金曜は胸、火曜は肩、水曜は背中、木曜は脚、土曜は腕で行っており、この分割で行なった翌週は、月曜と金曜が背中、水曜を胸に変えて、胸と背中は２週間で３回トレーニングしています。トレーニング中は可動域を狭くしないことを意識し、どの部位も最大に伸展、収縮をさせています。あと、スマホをいじらないようにしています。スマホをいじるとインターバルが長くなってしまうからです」
――減量中や増量中に意識していることはありますか？
「体重や体脂肪率はあまり気にせず、見た目を重視して減量を進めています。増量中は米の量を１日最低５合は食べるようにしています」
――普段の食事は何か工夫していますか？
「体重の増減はほとんど米の量だけで調整してます。サプリメントはマルチビタミン・ミネラルは常に摂取するようにしていますが、できるだけ食事から必要な栄養素を摂るようにしています」
――今大会に向けて強化した部位はありますか？
「腹筋が弱点なので、大会前１カ月間は毎日腹筋のトレーニングをしていました」
――今後の目標は？
「12月のゴールドジムJAPAN CUPで決勝に残れるように頑張ります」
――これから大会を目指す方にアドバイスはありますか？
「オフシーズンも妥協しないよう、食事もトレーニングも進めてください」
