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割れた腹筋がカッコイイ!45歳会社員が大会初挑戦

篠崎美穂さん『ビキニを着てサーフィンがしたい』という理由で30代の頃に、トレーニングを始めた篠崎美穂(しのざきみほ/45)さん。以前は細いことが美しいと思っていた篠崎さんは有酸素運動ばかりやっていて筋トレの経験はほぼなかった。そんな篠崎さんが現在のような筋肉ボディに変身したきっかけを大会写真とともに紹介する。

【写真】美しく割れた腹筋!篠崎さんの大会フォト5枚

「もともと上肢から痩せる体質で上肢と下肢がアンバランスな体型だったので、友人に『運動してるのに不健康そうだよ』と言われてショックだったのを覚えています」

あるフィットネストレーナーの存在をSNSで知り、“細い=美しい”という篠崎さんの固定概念が覆され、筋トレに目覚めることとなる
「フィットネストレーナーの
Ayaさんを知ったことで、私の中での体型における美しさの概念が覆されました。昔は凹凸のない細いモデルさんに憧れていて『筋肉なんて絶対つけたくない!!』の一点張りでしたが、彼女のフォルムに魅了されどんどん筋肉を育てるのが楽しくなりました」

フィットネスとは関係のない仕事をしている篠崎さんだが、もともと身体を動かすことが大好き。好きになるととことんハマるタイプで、現在はジム通いが日課になっている。

「今の仕事は残業がほぼないため、仕事帰りは週5、6日でジムに通っています。忙しい時はなるべく早朝勤務して帰りは定時に上がれるよう調整しています。私はとにかく上肢が細くて下半身がしっかりしていたので、ベンチプレスやチンニングなど上肢トレーニングをメインに行っていました。なかなか大きくならず重さがかけられないことに弱音を吐きながらも、日々継続していました。食事は減量より増量を中心に、お米よりパン派でしたがメインをお米に切り替え、プロテインの量を増やしなるべく空腹時を作らない食生活へ。気づいたらベンチプレスは自体重まで重量が増加し、チンニングもできるようになっていました

5カ月間の本格的なトレーニングで大きく身体を変えた篠崎さん。トレーニングの継続のコツとしては義務感でやらないこと、そして周囲の人にしっかりアドバイスをもらうことが重要だと話す。

「トレーニングは『やらなきゃ』じゃなく、その時間を楽しむことが大切だと思います。あれもこれもと全部をやろうとせず、まずはどこを鍛えたいかを決めて集中することで結果も出やすくなると思います。そして必ず鏡を見て。自己満足で良いので、少しでも身体が変わってきたと思うとモチベーションが上がります。私はインストラクターと何気ない話をする中で、いろいろな角度からアドバイスをもらっています。そしていつもサポートしてくれる筋トレ仲間は私のストロングポイント、ウィークポイントを理解してくれていて、そのおかげで、ここまでの結果が出せたのかなと感謝しています」

今年4月に開催されたマッスルゲート北関東大会1のウーマンズレギンスフィットネスでは初出場ながら2位を獲得。しかし、年末に開催されるゴールドジムJAPAN CUPへの出場資格は、昨年とは異なりマッスルゲート各大会での優勝者のみが対象となったため、今後もJAPAN CUP出場権をかけてリベンジする予定だ。

大会までの5カ月間で身体が激変し、準優勝をいただけたことに驚いています。また、今までできなかった動きができたりパフォーマンス能力が向上してきたことで、私が理想とする『ボディメイクと動ける筋肉』の両立ができるかもと思えています」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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