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天真爛漫な笑顔とバレー15年で培った太腿で観客を魅了した農業系のメーカー研究員

横堀沙英さん天真爛漫な笑顔と力強い脚が印象的な横堀沙英(よこぼり・さえ/27)さん。トレーニングを通じてメンタル面にも変化があったと語る横堀さんにトレーニングへの思いを伺った。

【写真】横堀さんの弾ける笑顔と自慢の脚

横堀さんがトレーニングを始めたのは一昨年の9月、当時筋トレが趣味の彼氏と共通の話題をつくることが一番のきっかけで始めたという。それから横堀さんが大会出場までに至った経緯を伺った。
「初めて見に行った大会でステージに立つビキニ選手の身体に一目惚れしたことがきっかけです。昨年、初出場を決めたのはJBBFのボディビルダーの師匠である、西川僚さん(2021年のマッスルゲート静岡フィジーク優勝、ボディビル準優勝)に背中を押してもらったからです。大会出場を決めてしまえばプレッシャーで成長が早くなるし、新たに見えてくる強みや弱みがわかるとのことでしたが、本当にそうだったと思います」

横堀さんはトレーニングを通じてポジティブに物事を考えるようになったという。
「トレーニングをしていて明らかに身体のラインが変わり、スタイルがよくなったのはもちろんですが、メンタルがとても強くなったことが一番良かったと思っています。筋トレを地道に続けていてもすぐには結果が見えてこない中で、自分のモチベーションを維持するためにポジティブに考えることを意識していたら、仕事でも同じような考え方ができるようになっていました」

横堀さんは減量中の食事もポジティブに考えて乗り越えてきた。
「減量が進んで体重が落ちなくなってきたときはタンパク質を魚メインで炭水化物をかぼちゃにするとスルスル落ちました。また、減量中のメンタルの保ち方として、体重の停滞期は2週間~1ヵ月続くものだと思って、変にいろいろやらずに辛抱強く動くのを待つくらいの方がいいなと思いました」

「なりたい身体に少しでも近づけているならその過程を含めて全てが楽しい、もはや生活の一部だ」と語る横堀さん。農業系のメーカー研究員で残業が多いというなかでどのようにトレーニングと仕事を両立しているのだろうか。
「ジムの掛け持ちで両立しています。JBBF加盟ジムと24時間ジム2つ通って残業の時間によってどちらに行くか決めています。トレーニングは週3~4日、1回2時間弱で肩(できれば週2)、背中、脚(ハム・ケツメイン)に分割して行っています。重量を扱うよりは狙った部位に効かせることを意識して取り組んでいます」

横堀さんの自慢の部位は?
「圧倒的に脚です。バレーボールを15年以上続けていたので、その影響で脚に入りやすいのだと思います」

横堀さんには今後の熱い目標がある。
「とりあえず今年はJBBFデビューの年なので、今の自分がどれくらい通用するのか見てみたいです。そして、なりたい身体を意識し続けて少しずつ成長していきたいです。そうすれば結果は自ずとついてくると思っています。学生のころから研究に携わってきたので分析力はあると思います。トップ選手や今大会の優勝選手など、彼女たちのどこがすごくて自分がいかに近づけるのか、考えに考えて今後成長していきたいです。静岡で名前を残すぞ!!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介 写真提供:横堀沙英さん

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