コンテスト womens

元チアリーダーが魅せた、美しく発達したビキニ姿でのバックポーズ!

吉住真衣さん(撮影:中島康介)トレーニングを通じて下半身太りというコンプレックスを克服できたという吉住真衣(よしずみ・まい/35)さんは、7月16日(日)に開催された東京ボディビル選手権のビキニフィットネス35歳以下級で4位入賞を果たした。過去にチアリーダーの経験もある吉住さんが女性らしく美しい背中を作ったトレーニング方法とは?

【写真】元チアリーダー・吉住さんの美しく発達したバックポーズ

――吉住さんはなぜトレーニングを始められたのでしょうか?

「大学、社会人とチアリーディングを続けていましたが、引退後また何かやりたいと言う気持ちがずっとある中で、コロナ禍になって仕事もテレワークになり運動不足だったこともあり、ゴールドジムに入会しました。それと同時に8カ月後の大会に出ることを決めて大会に向けてのトレーニングを開始し、優勝することができました(JBBF奈良県ビキニフィットネスOPEN大会)。パーソナルトレーナーに付いてもらってトレーニングをしたことがなく、自己流で色々調べてマイペースにやってみるというやり方が自分にはとても合っていたのと、初めての大会で優勝するという具体的な目標に向けてのトレーニングが楽しく、そこからトレーニングにはまっていきました」

――トレーニングを始めた当初から現在までに、どのような身体や心境の変化がありましたか?

「身体の変化としては、元々下半身に脂肪が付きやすく、それに比べて上半身が華奢というアンバランスさがコンプレックスで、食事でのダイエットだけでは上半身から痩せていき、下半身はなかなか脂肪が落ちないという失敗を何度か経験しました。ですがトレーニングをメインとしたボディメイクをすることで、ある程度筋肉をつけたいところにつけることができるため、自分の理想のバランスに近づくことができ、身体に対するコンプレックスはほとんどなくなりました。心境の変化としては、元々落ち込んだり悩んだりということがあまりない性格でしたが、トレーニングを始めてから一層気持ちがポジティブになったと感じます。『トレーニングがある生活そのものが楽しい』という感じなので、何もしていない時ですら楽しいような前向きな気持ちが湧き上がってくる感じがして、トレーニングが自分の生活に良い効果を与えていることを実感しています」

――吉住さんの、自分の身体の中で得意な部位はどこでしょうか。

「背中です。元々チアリーディングをやっており、自分のポジションは背中の筋肉を使う動きが多かったため、トレーニングを始めた時に筋肉を使う意識をしやすかったからか、苦手意識を持つことなく気がついたらどんどん筋肉がついていく感じが楽しくて自分の得意な部位になりました」

――トレーニングを始められた当初は、どのようにして背中を鍛えていましたか?

「初めは、背中の日のトレーニングはデッドリフトをメインにやっていましたが、ビキニフィットネスに求められるウエストの細さを目指す上で、デッドリフトがメインのトレーニングでは腰が太くなってしまうような感じがして、現在のトレーニングメニューに変更しました」

――現在の背中のトレーニング方法は?

「現在は、背中のトレーニングは週1回程度にしています。フリーウェイトよりもマシンを使用することが多く、だいたい3〜4種目で、種目によりますが4〜6セット程度でメニューをこなしています。今年はビキニフィットネスの女性らしさをバックポーズでの背中にもっと出せるような姿勢を作るために、背中のストレッチに力を入れるようにしています」

――どのような背中のストレッチを行われているのでしょうか?

「フロントポーズだけでなく、バックポーズへ移る際の動きとバックポーズを取る時に胸郭を立てる意識が抜けないようにすることと、バックポーズで腰からしっかり反るという点を改善したく、今シーズンに向けてはヨガホイールを使って背中の柔軟性を高めるストレッチと、胸を伸ばすストレッチをするようにしました」

――背中で特に好きな種目と、その種目の最中に意識しているポイントはありますか?

「好きな種目は、アイソラテラルハイ・ロウマシンで、ワンハンドずつ35kgで行っています。初めの3セットは重量にこだわって、最後の1セットは重量を落としてしっかり効かせることを意識しています。引く時の収縮だけではなく、戻す時のストレッチもゆっくり丁寧に一回一回意識することを大事にしています。私はパワーグリップではなく、ホームセンターなどで数百円で売っているような運搬や園芸用のゴム手袋をつけて背中のトレーニングを行っています。薄いのでしっかり自分の手で握っている感覚があって力を入れやすいと感じるので、そこが自分のこだわりです」

――吉住さんの今後の目標は?

「まだまだビキニ選手としての課題がたくさんあり、それを遠回りでも少しずつ改善していくことが楽しく感じています。もっとビキニフィットネスを自分なりに極めていきたいと思っています」

次ページ:元チアリーダー・吉住さんの美しく発達したバックポーズ

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,