10月14日、スペインで開催されているIFBB(国際ボディビル・フィットネス連盟)主催の国際大会『アーノルドクラシックヨーロッパ』のボディビル70kg級で下田亮良(しもだ・りょうけん/25)選手が見事、金メダルに輝いた。
アーノルドクラシックヨーロッパとは伝説のボディビルダーとしても知られる俳優、アーノルド・シュワルツェネッガーが主宰する世界大会で世界チャンピオンやヨーロッパチャンピオンなどの強豪選手が世界各国から集結し、毎年ハイレベルな闘いが繰り広げられている大会だ。
下田選手は、今年の日本クラス別ボディビル選手権(体重階級別の日本一を決める大会)の男子ボディビル65kg以下級で2位をマーク。10月8日(日)に開催された日本男子ボディビル選手権で7位となった日本選手権ファイナリスト12名入りの常連である木村征一郎選手に次ぎ、好成績を収めた。
そして今回、アーノルドクラシックヨーロッパ ボディビル70kg級で初の国際大会優勝を果たした。
「アーノルドクラシックは出場する前から優勝を狙っていました。ですが、言葉で人に伝えると、心で想い描いてる気持ちが薄れる気がして、誰にも口外しておりませんでした。日本人ビルダーとしてナチュラル精神を示すことができて安心しております。気持ちはすでに来年の日本選手権に向いております。国内外で応援していただいた皆様には感謝しきれません、日本代表としてさらに心を鍛えて参ります!」
アーノルドクラシックヨーロッパは現地時間で15日まで続く。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真:Igor & Jakub