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週5日の全身法トレーニングで緻密に鍛えあげた身体!女子フィジーク1年目にして日本大会ファイナリスト入りを果たす

漆島美紀選手10月8日(日)に開催された日本最高峰の舞台「JBBF日本女子フィジーク選手権大会」で凹凸感のある背中の筋肉と美しいポージングで観客を魅了した漆島美紀(うるしま・みき/47)選手。2018年の大会初出場から昨年までボディフィットネスのカテゴリーで活躍していた漆島選手は、今年から女子フィジークにカテゴリーを転向。女子フィジーク一年目にしてファイナリスト入り(TOP12人)の10位という成績を残した。トレーニングは一日に全身を鍛える全身法トレーニングをしている漆島選手に詳しい話を伺った。

【写真】漆島美紀選手の凹凸感のある背中とポーズで見せる筋肉美

「日本選手権でファイナリストになる!というのが今年の最終目標でしたので、達成できたことに喜びと驚きと、正直には不思議な気持ちでいます。まだまだ力不足であると感じたステージでしたが、トップ選手の皆さんと並んでポージングを取れたことにグッとくるものがありました」

今シーズンはオフシーズンもオンシーズンも弱点の肩の強化、そして今まで力を入れてこなかった腕を強化していったという漆島選手。

「肩を強化するためにメニューを変えるということはしませんでしたが、重量に捉われず、いかに効かせることができるかというところでフォームの見直しをしていきました」

漆島選手のトレーニング方法は全身法。その取り入れ方やメリットとは?

「トレーニングは週5日、1回1時間半ぐらいです。全身法の内容は、一番強化したい肩(3種目)からスタートし、腕(2種目)、脚(1種目)、胸(1種目)、そして一番強い部分の背中(1種目)を最後にメニューを組んでいます」

「部位別トレーニングに比べて各部位に対しての頻度が高いので、良い成長ができるのではないかと思っています。そして、疲労が全身に溜まりやすいので、寝る前のケア(ストレッチなど)を必ず行なっています」

また、漆島選手が周りからよく褒めてもらうことが多い背中は、チンニングで成長したという。そして、トレーニング中意識していることは「呼吸やスピード、重さの設定など基本的なところから、より対象部位に効かせるにはどうしたらいいか常に考えながらトレーニングしています」と教えてくれた。

「食事の回数を増やして、タンパク質は摂り過ぎず、お米(白米)をしっかり食べる食生活が今回は合っていた気がしました」と語る漆島選手。効果のあった減量方法は疲労を溜めないような工夫があった。

「今回の減量は有酸素運動をほとんど取り入れず、疲れたら寝る(横になる)といったように、疲労を溜め込まないようにしてやっていきました。疲労感が少ない分、トレーニングに集中することができ、結果的に良い減量ができたと思います」

漆島選手の次の目標は?

「来シーズンも日本選手権を最終目標とし、一つでも順位が上に上がっていけたらと思います!」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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