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上品さとセクシーさを表現し、ベストパフォーマンス賞!トレーナー、エステ店経営、3児の母親の多忙な中でも後悔なく生きる人生のヒント

本多翔子さん12月10日(日)、埼玉・三郷市文化会館を会場に、今シーズン各地区大会の上位入賞者による決勝大会『Super Body Contest(SBC)2023 FINAL』が開催された。

2019年スタートながら、華やかな演出とコンテスタントへの手厚いサポートから“観ても、出ても楽しい”ボディコンテストとして注目度を増すSBC。今シーズンは「PASSION」をテーマに各地で熱戦が繰り広げられたが、ファイナルとなる今大会ではそのテーマを体現する選手たちが上位入賞を果たした。その一人が、本多翔子(ほんだ・しょうこ/37)さんだ。

【写真】本多翔子さんのエレガントさとセクシーさを存分に表現したパフォーマンス

「この大会でベストパフォーマンス賞を絶対に獲ると決めていたので、めちゃめちゃ嬉しいです!」

受賞後のバックステージで、本多さんは喜びを爆発させた。ベストパフォーマンス賞とは大会の出場者中、フリーポーズ&演技で最もインパクトがあり、ステージングの完成度が高かった男女1名ずつ(同点の場合、複数受賞あり)に贈られる賞で、選手それぞれが個性や表現力を存分に発揮してほしいという主催者の願いから設けられた、SBCならではの賞だ。

今回、膝上丈のタイトドレスで「女子の可愛い&キレイ&カッコイイ」を表現するTIGHT部門のCHARMクラス(18~39歳)にエントリーした本多さん。フリーポーズでは、スタートのしなやかなウォーキングから、片足を軽くあげると同時に豊かなロングヘアを客席に向けて払うラストポーズまで、エレガントさとセクシーさを存分に表現。クラス別では2位だったが、見事ベストパフォーマンス賞に選出された。

「ベストパフォーマンス賞は、すべてのカテゴリーを合わせた中で男女1人ずつだけがもらえる賞ですし、ほかのボディコンテストにはない、SBCの魅力が詰まった賞でもあると思うんです。だからこそ、この賞がほしくて、ほしくて頑張ってきました」

艶やかなポージングを武器とする出場者には、バレエやダンス、体操の経験者が多く、中には現役のダンサー、パフォーマーもいる。そんな中にあって、本多さんは「ダンスの経験はゼロ。スポーツ歴はサーフィンの6年だけで、そのサーフィンもまだまだ下手くそです(苦笑)」それでも、いや苦手だかこそ、この賞を目指したい。ベストパフォーマンス賞は本多さんのチャレンジャースピリッツを大いに刺激した。

「ポージングレッスンのときに指が広がりやすいと指摘されてからは、ふだんから中指と薬指を輪ゴムで止めて、日常生活でもつねに指先まで意識するようにしました。また、ステージで女性らしいしなやかさを表現するために、今回はストレッチも本当に頑張ってきました。開脚がすごく苦手だったのですが、今は180度近く開くようになりました。できることはすべてやって、あとはステージで自分らしく、思い切り楽しもうと」

パーソナルトレーナー、エステ店経営、そして12歳、14歳、16歳、3人のお子さんを持つ母親に加え、今回の受賞で「SBCファイナル・ベストパフォーマー」という新たな肩書きが加わった。多忙な日々の中でも後悔なく、やり残しなく生きる人生のヒントを最後に教えてもらった。

「私の場合は『37歳だから』とか『お母さんだから』とか、あまり自分に制約を設けず、何でもいいからつねに目標を決めて挑戦していたいと思っています。あとは、何といっても『楽しむ』こと。今回も、たとえトレーニングやレッスンが厳しくても、自分の中では楽しく、遊ばせてもらっているような感覚で取り組んでいました。本番でもそれを意識したので、緊張のステージもすごく、すごく楽しかったです!」

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取材:藤村幸代  撮影:上村倫代

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