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「泡を吹くほど」の追い込みでお尻のボリュームがアップ!「筋肉質」が自慢に変わったボディコンテスト2位の35歳

香取有希さん3月31日(日)、 大宮ソニックシティにて『SUMMER STYLE AWARD 新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP 東日本予選』が開催され、香取有希(かとり・ゆうき/35)さんがビューティーフィットネスモデル部門で準グランプリを獲得した。さらに香取さんは同日開催されたROOKIEビューティーフィットネスモデル部門でも準グランプリに輝き、好成績を納めた。

【大会写真】香取有希さんの“横から見た”お尻のボリューム感

「今回の大会でこのような結果をいただけるなんて夢にも思っていなくて……。というのも、実は大会直前に開催されたポージングセミナーで”筋量が多くてカテゴリーに合っていない”と言われてしまっていたんです。なので約1カ月間は筋量の多い上半身のトレーニングは控えた状態で当日は臨みました。控室で同じカテゴリーに出る選手を見て、今回は絶対にダメだと自信を無くしていた中での結果だったので、今は嬉しさと驚きでいっぱいです」

4歳からゴルフを習い、現在ではヨガのインストラクターとして活動中の香取さん。身体を動かすことは大好きだったというが、本格的な筋トレを始めたのは2023年9月から。トレーニング歴は1年にも満たないのだ。

「10年ほどジムには通っていたのですが、運動不足解消が目的だったこともあり、有酸素運動ばかり行っていました。筋トレはキツいのが分かっていたので避け続けてきたんです。でも、有酸素運動は止めるとすぐにメリハリのない身体になるのが自分でもずっと気になっていて……。このままではダメだと一念発起し、ジムへ通うことを決心しました」

筋トレを始めることを心に決めたものの、鍛え方が分からなかった香取さん。もともと、筋トレへの抵抗感をもっていたこともあり、まずは筋トレを好きになるきっかけをもらうためにもパーソナルトレーニングを開始。モチベーション維持のためにも大会出場を決意したという。そんな彼女は今大会出場にあたって下半身の強化に励んできたという。

「コーチから教わる”ヒップ・アブダクション”というお尻強化の種目が泡を吹くくらいキツかったです(笑)。でも、この種目のおかげでサイドのボリュームはかなり出るようになりました。さらにお尻の高さを出すためには、キックバックを行いましたね。毎日ひたすら頑張りました。また、1日30分でもジムへ行き、何かしらの刺激を与え続ける意識は持ち続けましたね」

インストラクターという職業柄、身体を動かすことも多い香取さん。仕事のサイクルも不規則であるため、時間の確保には苦労もあった。そんな中でも彼女を突き動かす原動力となったものは何があったのだろう。

「トレーニングの時間は朝か夜のどちらかに行うことが多かったです。どんなに忙しくても少しでもやろうと取り組んできました。仕事との両立は決して簡単なことではありませんでしたが、筋肉は裏切らないという言葉は本当で。努力した分、必ず身体に変化をもたらしてくれることが何よりもモチベーションになりました。身も心も目に見えた変化があるのは嬉しいですよね」

当初トレーニングに抵抗感があったとは思えないほど、今では前向きな気持ちで筋トレと向き合う彼女に今後の目標を伺った。

「外国のビキニ選手のような身体になりたいです!お尻をつけたようなプロポーションはやはり憧れますね。私は筋肉質の自分が大好きです。筋肉質はコンプレックスだったはずなのに、それが”自慢”に変わる日が来るなんて夢にも思いませんでした。これからも私にとっての理想の身体を目指して頑張り続けます!」

自分に自信をつけた彼女の成長はこれからも加速し続けるに違いない。

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取材:池田光咲 撮影:北岡一浩

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