「BMIも標準で特にダイエットの必要性は感じていませんでした」と話すのは、主婦の『ともこ』さん（43）。身長162cmに対して体重は52kg（2017年から現在もほとんど変わらず）で数値的には問題なく、苦手な運動から避けてきた。そんなともこさんのトレーニングを始めたきっかけ、そして30代のときよりも圧倒的に健康な身体を手に入れた現在のビフォーアフターを紹介する。
【アフター写真あり】夫も惚れ直した!? くびれが美しい現在のともこさん
「幼い頃から運動嫌いだったので、子どもを公園で追いかけたり子どもとお散歩したり、そんな程度しか動いていませんでした。『健康のために運動はしたほうがいいよね？』とは思っていたもののなかなか運動を継続することができずにいました。そんな中、子どもが中学受験に挑戦することになり、何も頑張ってない人からの『頑張れ！』なんて響かないと思い、一番避けてきた運動をすることで応援したい、一緒に頑張りたいと思いました」
家事と育児が第一優先で運動することが好きではなかったともこさんにとって、トレーニングをする生活に慣れるまで時間がかかった。
「今はトレーニングが生活の一部になりましたが、習慣になるまでは運動をしない元の生活にいつでも戻れてしまうと感じていたので、毎日少しだけでも身体を動かさないと不安でした。子どもの夏休みなどの長期休暇に入ると、どうしても朝から用事があったりして動けないときがあって、子どもが寝た後にトレーニングをしたりしていました」
最初は自重トレーニングでのスクワットやプランクから始めた。トレーニングの成果を子どもにも目に見えて伝えるため徐々に強度を上げていくと、身体が少しずつ変わっていったという。
「もともと何の運動もしてこなかったので、『何をやっても変わる』状態でしたが特に脂肪燃焼のために始めたHIITトレーニングが効果的でした。また、甘いものが好きで糖質は特に太りやすいと感じていたので、炭水化物の量を摂り過ぎないようにしました。もともと太りやすい体質でもあるので、今でも食べることを楽しみながら癖にならないように気をつけてます。夫もトレーニングをしているため、基本的にはクリーンな食事ができるのでありがたいです」
また、身体の変化を写真に残したり、夫や家族の協力もあってモチベーションを保つことができたようだ。
「ある程度変化してくると元に戻りたくない一心で続けられるようになるので、向き合いたくなくても最初にビフォー写真を撮っておくのは絶対大事だと思います。また、トレーニングを始めたとき、家族、特に夫に『ダメ出しではなく褒めてほしい』とお願いしていました。きっと夫は私が良くなるために教えたいことは山ほどあったと思いますが、我慢してくれていたと思います」
トレーニング歴６年目の現在。トレーニングを始めるまで毎年２回は発熱していたというともこさんだが、１年目を最後に風邪は引かなくなり、健康への効果を体感している。また、見た目に関してはお尻を大きくしメリハリのある身体を目指したいと意気込んでいる。
「食事も自然と意識するようになったおかげで、家族全員この５年間発熱なしです！トレーニングをする前は『年齢＝老い』だと思っていて、歳を重ねれば当たり前に足腰が弱くなるし、それは仕方のないことだと思っていましたが、トレーニングを開始した30代の時よりも、43歳の今の方が圧倒的に健康です。見た目が変わったことはもちろん嬉しいですが、歳を重ねてこんなにも健康で、身体が楽になるなんて......と、信じられないことが起きているので、このまま元気なおばあちゃんになりたいです」
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取材：FITNESSLOVE編集部
