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冬至から”太りやすい”身体にシフト。今日から始める冬の過ごし方【インドヨガ修行体験記】

【写真解説】この季節におすすめのヨガポーズ

(※写真はクリックすると拡大します)

■「ヴァータ」体質のためのヨガ
ヴァータ体質の人、乱れているときは激しい動きではなく、リラックスできる前屈系のポーズがオススメ。

■インドのヨガ講師Bipin先生おすすめのヴァータ(風+空)を下げるポーズ

・ハッピーベイビーのポーズ Happy Baby Pose

・合蹠のポーズ Bound Angle Pose


・頭を膝につけるポーズ Head-to-Knee Forward Bend
※写真なし

また、朝は「カパ(水+地面)」の時間帯でもあります。朝起きて、身体が重かったり、鼻水が出るといった方はカパが過剰になっているため。キャット&カウや門のポーズなど、上半身を動かしてあげるポーズもお勧めです。その日の体調に合わせて行いましょう。
カパ(水+ 地面)
・キャット&カウ Cat & Cow


・門のポーズ Gate pose

Bipin Singh Pharswanからのメッセージ
私はヒマラヤ山脈の根元で生まれました。私の村の名前はライコリ、私の町はインド、ウッタラーカンド州チャモリのタラリです。私が14歳のとき、学校の校長先生が私や学校の他の人々に瞑想を紹介してくれました。ヒマラヤにある学校で訓練していました。そして、この前年の練習で、私はシヴァ神そのものを祝うこのマハシヴラトリの吉祥の日に生まれたということを知りました。そして卒業を終えた後、フィジカルアーサナの練習を始めました普段はさまざまな種類の瞑想クラスを定期的に開催しています。私は家族の中で唯一の男ですが、家族と社会のためにカルマヨガを行っています。

アーユルヴェーダ(Ayurveda)とは?

サンスクリット語で、命(Ayus)と知識(Veda)の意味を持つアーユルヴェーダは5000年前にインドで発祥しました。西洋医学と東洋医学の間のような考え方とも言われており、インドでは民間療法でも取り入れられています。

医療が発達した現代では簡単に市販薬が手に入り、病院に行っても「症状」に対して薬を処方されますが、症状を抑えることができても根本的な体質改善はできません。アーユルヴェーダでは「人間は一人ひとり違う性質(体質)を持っている」という考えから、生まれ持った体質や生活習慣と照らし合わせて現在の体調を診ています。不調が出る前からケアしておくことで、季節や気候によって体調が乱れた場合も、大きな病気につながる前に対処することができます。

■人間は自然(宇宙)の一部
自然界のすべてのものは「地」「水」「火」「風」「空」の5つの元素で構成されており、自然の中で構成されたエネルギーは人間の身体の中にも働いているとヨガやアーユルヴェーダの世界では考えています。これらは物質的な目に見えるものに限らず、人間の目に見えないものも含みます。自然界に存在する「目に見えるもの」の分子を細分化していくと「目に見えないもの」にたどり着くため、重力や引力、そして「心」といった目に見えないものにも当てはまるのです。このように、食べているもの、季節、気候、人間関係などの身体の外側と内側が影響し合い、この5つの元素のバランスが常に変化しています。

■5つの元素の性質と、身体と心における働き
(◎•••適度なとき △•••要素が増えすぎたとき)
水:流動性。血液など身体の体液。◎順応性があり固執しない △重い、依存する
地:安定性があり変化しにくい。骨格や筋肉。◎おだやかで安定した心 △鈍い、頑固
火:エンジン。個体を液体に、液体を気体に変換させる。消化や分泌に働く。◎エネギッシュ △怒りっぽい
風:運搬、動かす力。呼吸、循環、排泄など。◎行動力好奇心がある。△集中力がない。
空:空間。上記4つとは別の考え。◎余裕があり受容できる状態

上記5つの元素のバランスによって身体の性質を3つに分けたものを「ドーシャ」と言い、今の自分の身体の健康状態を理解することができます。
■3つのドーシャ
カパ:水+地
ピッタ:火(+水)
ヴァータ:風+空

ドーシャは生まれつき持った本来の(過剰になりやすい)性質と、現在の生活習慣によって乱れている性質の2種類があります。身体や心に不調を感じている場合はドーシャが過剰になっている状態のため、抑えて対処する必要があります。自分のドーシャを知りたい方は、アーユルヴェーダの専門機関に一度行ってみるのもいいと思います。

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