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バキバキ腹筋、仕上がった逆三角形の肉体で憧れの女戦士に変身

昨年のジャパンオープン、ボディフィットネスで4位に入賞した山田美紀選手。2019年に女子フィジークでデビューし、年々とそのアウトラインを変化させ成長著しい。もともとは体型改善のためトレーニングを開始した山田選手だったが、大会出場をきっかけに憧れのアメコミの女性ヒーローへと変貌を遂げていく。

【写真】ステージで闘う女戦士、山田美紀選手のポージング

山田選手はは身体を動かすことが好きで、20歳からフィットネスクラブに通っていた。しかし筋トレは一切せず、スタジオレッスンばかりに参加していた。

40歳で子どもを出産した山田選手は、年齢とともに体型が崩れていくことを感じ始める。そして4年前からウエイトトレーニングを始めるようになる。ほどなくして現在のコーチに「大会に出てみないか」と声をかけられ、本格的に大会を目指すようになった。

トレーニングを始めて10カ月ほどで最初は女子フィジークにデビュー。見事石川県女子フィジークで優勝し、同年北陸甲信越女子フィジークも優勝。その後、脚のケガなどを経て2020年にボディフィットネスへ転向する。
「アメコミに出てくる女性ヒーローみたいに、カッコいい女性に憧れがありました。ボディフィットネスというカテゴリーは、まさにそれに当てはまっていると思いました。筋肉もしっかりあって、女性らしさもありつつ、強い女戦士というイメージです。私もそういう女戦士になりたいっと思ったのでボディフィットネスに出ています」

トレーニングは「脚と上腕二頭筋」「胸と上腕三頭筋」「背中と肩、上腕二頭筋」の3分割に分け、1日10種目程と細かく取り組んでいる。3月中旬から減量開始で、メニューは徐々に12〜20回を扱える重量に変え、細かい部分と腹筋のトレーニングも加えていくという。

トレーニングでこだわっていることは、自分の身体と向き合い、痛いときはやらない。オフをしっかりとり、万全な状態でトレーニングに取り組むこと。
「以前は他の選手のSNSを見て刺激され、自分ももっともっとトレーニングをしなくてはと思い、オフをあまりとらず身体に違和感を感じていてもトレーニングしていたので、ケガに悩まされることが多かったです」

今年は、いまだ出場のなかったオールジャパンボディフィットネスに出場し、トップ選手と同じステージに立つことを目標に減量をスタート。
「私の最終目標は、ボディフィットネス選手としてオールジャパンに出場することなので、今後のことは全く考えてません。ですが身体が動く限り、ウエイトトレーニングを行い、ボディメイクをし続けていきたいと思っています」

競技5年目の山田選手は今年、オールジャパンでどこまで駆け上がれるか楽しみである。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介(大会写真)、山田美紀

【写真】ステージで闘う女戦士、山田美紀選手のポージング

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