トレーニング mens

千葉ジェッツふなばし・原修太のマッチョボディに迫る 「筋肉のせいで腕が上がっていないんじゃない」「筋肉つけすぎじゃない」という意見もあった

自分が目指す理想像があれば周囲の意見にも迷わない

原修太選手

――日本代表の一員として挑んだ昨夏のW杯では、さまざまな成果、あるいは課題を得たと思います。

原 身体だけで言えば正直、当たり負けはしなかったので、その面ではやってきたことを出せたのかなとは思います。ただ、海外の選手は恵まれた体格をバスケに活かすのがすごくうまいんですよね。身体を当てる一瞬で力を出すとか、自分より体重が軽い選手でも、ちょっとの動きのズレを見逃さず、そこで身体を当ててくるとか。なので、これまでの身体づくりは継続しつつ、一瞬で力を出す・止まるという動作をもっと鍛えていけたらいいなと思っています。

――バスケに取り組む若い選手たちに向けて、トレーニングを開始する時期などのアドバイスがあればぜひお願いします。

原 錘を持たなくてもトレーニングはできると思うし、実際に千葉ジェッツのU-15の選手たちも身体づくりのトレーニングに取り組んでいるので、早い時期から始めても僕は問題ないと思っています。ただ、筋力アップというより、僕が今、苦戦しているような全身の連動であったり、お尻などの下半身をしっかり使ったりがすごく大事だと思うので、地味ですけどインナーマッスルを鍛えたりするほうを優先させたほうがいいかなと思います。あとは、自分がどうなりたいかという理想像を持っておくことが大事なんじゃないかな。

――原選手が「100㎏でも動けて跳べる唯一無二のプレーヤー」を目指したように。

原 情報って本当にネットでもいろいろあって、つい迷ったり、流されたりしてしまいがちだと思うんですけど、自分はここを目指しているんだという理想像が明確なら、それに沿って色々なことにチャレンジできるし、自分に合わなかったらやめる、合っていたら続けるという取捨選択ができる。僕も身体づくりに関して周囲から色々意見をもらいますが、迷わずにそれを続けてきている感じです。

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