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最強握力王がCoC#4を閉じていた!超人的な筋肉を持つ新沼大樹

だまされたと思ってやってみるがいい!新沼大樹のCoC攻略サイクルトレーニング(2014年当時)

●1日目:前腕と脚
・CoC#1~#4までウォームアップを兼ねて練習。ただ#4はサイクル前半では行わない
・【メイン種目】Xグリッパーのサイクルトレーニング 8回×2セット、メモリセット×1セット(次回行う重量で行う)
・CoC#2.5 8回×2セット。持ち替えはOKにして丁寧に行う
・CoCのスロートレーニング 4回×2セット、ホールド30秒×3セットなどから1種目
・ファットバーリストカール 12~20回×3セット(もしくはファットバーアームマシン5回×3~4セット)
・ピンチマシン(バンド併用)限界まで×3セット
・デッドリフト レップ数を気にせず3セット
・レッグカールなどハムストリングの種目を3セット
・フロントスクワット 10~14回×3セット
・もしくは、バックスクワット 限界まで3~4セット
・ヒップベルトスクワット(IRONMIND社製)60~100回
・ヒップベルトカーフレイズ 限界まで×3セット

●2日目:背中と上腕二頭筋
・【メイン種目】加重Y字懸垂(グリップ広めの順手懸垂)
・【メイン種目】加重逆手懸垂
 上記の懸垂を限界まで×3セット、もしくはバーベルハンマーカール 5~8回×3セット。Xグリッパー同様に重量はサイクルを組んで上げていく
・バーベルベントオーバーロウか、ダンベルワンハンドロウ 8~12回×3セット
・ラットプルダウン 8~10回×3セット
・ケーブルロウ 8回×3セット
・リバースカール、もしくはストレートバーカール 限界まで×3セット

●3日目:胸・肩・上腕三頭筋・腹筋
・【メイン種目】ベンチプレス
 Xグリッパー同様にサイクルを組む
・インクラインベンチプレス、もしくは、ダンベルベンチプレス 8~12×3回
・加重ディップス限界まで×3セット
・アップライトロウ、ショルダープレス、サイドレイズ、フロントレイズから2~3種目。もしくはダンベルキックバック、ケーブルトライセップスエクステンションを限界まで×3。腹筋はアブホイール、グラビティブーツ、アブベンチ、レッグレイズから2種目

●4日目:休み
 休みは身体の疲れ具合によって増やす

POINT

3分割で3日連続行い1日休むという流れとなり、握力を鍛えるのは最短でも4日に1回だけとなる。基本的にすべてのメイン種目で毎回5㎏刻みで増やし、最終週で2.5㎏の自己ベスト更新を狙う。Xグリッパーは現在127.5㎏×8回までやっており、130㎏×8回狙いのサイクルを行っている(2014年6月現在)。サイクルは握力に関しては4~6週、懸垂とベンチプレスは6~8週間で回している。握力のサイクルが短めなのは、他の全身を使う種目よりも疲労度が少ないためである。


新沼大樹(にいぬま・ひろき)1981年2月1日生まれ。宮城県出身。
2003年に日本人として初めてCoC#3の認定を受けた日本の握力界を代表する人物。宮城県多賀城市の自宅に設けたトレーニングルームで日々鍛錬を行っており、万人が強くなる握力トレーニングの方法についても模索を繰り広げている。新沼氏が監修した「THEGRIPPER TRAINING DVD」はIRONMANで購入可能。


キャプテンズ・オブ・クラッシュグリッパー(CoC)とは

 

IRONMIND社製の握力トレーニングの定番品の高強度グリッパー。一番軽い「ガイド(27㎏相当)」から全11段階に分かれており、自分の実力に応じた強度を選択することができる。握力を証明する共通ツールとして、世界中の握力自慢たちのチャレンジ対象となっている。CoCには認定制度があり、厳正な公式ルールに基づいて閉じることに成功した者はIRONMIND社の認定リストに名を連ねることができる(※)。「ナンバー(#)3」の公式認定者は現在世界で約100人。「#4」にいたっては世界でたった5人しか達成していないほどの超強力グリッパーだ。

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