ヨガを始めた年（2019年）に念願であった空手の世界大会で優勝。そして、現在はヨガインストラクターに転身し、空手とヨガの二刀流で活動しているMadokaさん。ヨガを始めたことによって、身体のしなやかさがが身に付き内面も整うなど、空手において良い影響がありました。Madokaさんがヨガを始めた経緯、そして現在もヨガを続ける理由、ヨガの取り入れ方を聞いてみました。
紹介したのは...
ヨガインストラクター・Madoka
IG:@mado1209
都内スタジオにてレッスン開催
ヨガインストラクター・Madoka
「私がヨガをやる理由」
幼少期から身体を動かすことが大好きで、毎日、兄弟や友人と外遊びをしていました。しかし、特に習い事をしていなかったため、何か始めたいと思っていた頃、親の知り合いの紹介で空手の道場へ見学に行くことになりました。
そこで私と同じ歳くらいの女の子が黒帯をしてパンチやキックをしていたのがかっこよくて、感銘を受けたことを覚えています。その姿を見て「私も強くなりたい！」と思ったのがきっかけで空手を始めました。また、国民的アニメ「名探偵コナン」が大好きで蘭姉ちゃんにも憧れていました。
空手の試合で結果がなかなか出せず伸び悩んでいたとき、知り合いの紹介でヨガと出会いました。
もともと、柔軟性には自信がありましたが、空手の技に必要なしなやかさに課題があったため、ヨガを通して身体のしなやかさを身につけられるのではないかと感じました。ヨガにはポーズをとるための柔軟性はもちろん重要ですが、ポーズをとる筋力も同じだけ重要になります。ヨガを継続していくうちにその両方を持ち合わせることができたため、空手の技でもしなやかさを身に付けることができました。
家の近くのフィットネスクラブに通っていて、そこで毎朝、仕事前にヨガのレッスンを受けることを習慣にしていました。朝から身体を動かすことでその日の身体のコンディシ
ョンや心の状態を見つめることができ、その後の仕事や空手の練習に集中できました。空手の選手時代では練習後プロテインを飲んだり、試合前は消化の良いものを摂ったり、食
事には気をつけていました。今でもプロテインを飲んでいますし、私はベジタリアンではないので肉も魚も野菜もバランスよく取るよう心がけています。
ヨガを始めたことによって、技術面にも影響はありましたが、私の中では特に精神面での影響を大きく感じています。
ヨガを始める前までは、空手の試合前に周りからのプレッシャーで緊張したり、気持ちが沈んだり、思うように動けなかったりしていました。しかし、ヨガを続けていくうちに試合前の集中力が上がり、心にもゆとりを持てるようになるなど、目には見えない内面が整っていくのを実感しました。緊張することを受け入
れ、それを楽しむことができるようになりました。
そして、ヨガを始めた年の２０１９年。長年の夢だった空手の国際大会で優勝することができました。ヨガは心身ともに私を強くしてくれたと感じています。
今後は、空手を通して培ってきた身体作りや精神面など、ヨガに生かせる部分が多くあったので、それを皆さんに共有していきたいと思います。 常に感謝の気持ちを大切にし、持ち前の明るさで老若男女、幅広い世代の方を元気にしたいです。「あの先生のレッスンを受けたい！」と思われるヨガインストラクターを目指します。
また、私の特技である空手とヨガを融合させた心身共に健康になれる新しいメソッドを考案したいと思っています。
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