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丸く張った肩がカッコいい41歳・ヨガインストラクター 弱点の脚は感覚を強化して進化中

徳大寺真弥選手丸く張った肩が作り上げるアウトラインが美しい徳大寺真弥(とくだいじ・まや/41)選手。家事・育児や仕事をしながらもトレーニングを両立し、JBBFオールジャパンやスポルテックカップで入賞を果たしている。今年は自身の弱点部位強化に励む徳大寺選手に話を伺った。

【大会写真】徳大寺真弥選手の美しいアウトライン

脚を太くするため感覚を強化

徳大寺選手はご主人に勧められて、2021年秋からトレーニングを開始。知り合いのインストラクターがポージングレッスンをしており、参加したことがきっかけで大会に興味を持ち始め、2022年の兵庫県オープン大会・ボディフィットネスでは初出場にして見事オーバーオール優勝を果たした。その後はハイレベルな戦いである、スポルテックカップやオールジャパンで入賞するなどの活躍を見せている。

ボディフィットネスでは、バランスの良い身体が求められるが、徳大寺選手のトレーニングサイクルは?

「トレーニングは週5回1.5~2時間で、胸・背中・肩・四頭筋・ハムストリングスとお尻の5分割で各部位週1回ずつ行っています。まだこだわるほどいいトレーニングができていないので、毎日トレーニングの練習をしている感じです」

筋トレを始める前は、「脚細いね」「お尻ちっちゃいね」と言われ、「貧相に見えてるんだろうと受け取っていたので嬉しくはなかった」という徳大寺選手。筋トレを本格的に行っている今では、お尻を褒めてもらうことが増え、弱点だと語る脚(特に四頭筋)は、試行錯誤しながら進化中だ。

「四頭筋の中でも大腿直筋の感覚が鈍く、筋肉痛がくるまでのいいトレーニングがずっとできなくて、このオフからとにかくレッグエクステンションをたくさんしました。そこから少しずつ感覚を掴み始め、満足いくトレーニングができるようになったのはここ最近です。脚はまだまだ成長が期待できそうです」

食が細いので、バルクアップはとにかくカーボ(米)をたくさん摂るようにするなどの工夫をしていた徳大寺選手。減量中でも、カロリーを下げすぎないようにすること、カーボを摂取すること、しっかり寝る、いっぱい笑う、有酸素運動は歩いたり泳いだりを疲れを取る目的でゆっくり軽くする程度に行うことが効果的だったと教えてくれた。

ヨガと筋トレの相乗効果

ヨガインストラクターの徳大寺選手。ヨガは筋トレとポージングに大きな相乗効果があったという。

「身体全体が柔らかい分、怪我には注意が必要ですが、可動域を取りやすくネガティブで最大ストレッチに持っていけること、これができるということは、筋肉の効きが自分で感じやすいので、全体的にトレーニングが上手にできるようになると思います。最大の利点は、呼吸と連動させたポージングでしょうか。ヨガのポーズも呼吸を整えながらキープします。美しい姿勢で一時的にキープするこの競技のポージングはヨガに通じるものがあると思っています」

子育てや家事、ヨガインストラクターの仕事をしながらトレーニングに励む徳大寺選手の両立方法とは?

「子どもたちのスケジュールを優先して、隙間時間にトレーニングに行きます。夏休みなどの長期休暇中はなかなか家を出れなくて苦戦しますが、これも子どもの成長と共に変わってくるので、今は無理してジムに行こうとは思いません。食事に関しては子どもたちと私と主人の食事内容はもともと違ったので、そこは良かった点だと思います」

Instagramでは、トレーニング風景や増量記録などを載せており、身体の進化が目に見えて分かる。そんな徳大寺選手の目標は「JBBFグランドチャンピオンシップス出場すること」だと語ってくれた。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介 

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