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歯科医師がメンズフィジーク日本一に挑む!筋線維バリバリのハードコンディションに注目

9月19日に神奈川県・茅ヶ崎文化会館で開催される『JBBF オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス2022』(以下、オールジャパン)。この大会は身長別のメンズフィジーク日本一を決める戦いだ。

本大会で注目を浴びているのが「メンズフィジーク172cm以下級」の長澤秀樹選手(31)だ。現在2連覇中の王者・久野圭一選手に対して、昨年の同大会で2位、さらにはオーバーオール戦の『Fitness Japan Grand Championships』(以下、グラチャン)で1点差まで詰め寄った。

【写真】長澤秀樹選手の筋線維バリバリ!ハードコンディションでの肩トレ

ボディビル、メンズフィジークのトップ選手は、ジム経営者やトレーナーが多い中、長澤選手は歯科医師というトレーニングとは離れた仕事との両立をしながら結果を残している。そして、さらに上にいくため、2019・2021年グラチャン王者の寺島遼選手からアドバイスを受けながら、全体を改善。特に今年は肩を強化した。

「特に重視したのは肩です。メンズフィジークで一番長く取るポーズはフロントポーズです。肩の丸みは立った状態でのアウトラインの一番外側の部分を形成するので、重要なポイントだと思っています。肩のサイドの後部を強化することによって、絞っていくにつれて肩の形が変わってきたことを実感しています。去年よりも横に張り出している感じが強いです。グラチャンが終わったあと、遼に『肩の一番外側ってどこだと思う?』と言われたことがあったんです。『ここだよね』って触られた部分が、サイドの後部でした。『そこに効かせるには、筋肉の走行がこうなっているから、この角度で引けば……』と教えてもらって、僕も取り入れるようにしました」(IRONMAN10月号より)

長澤選手は昨年よりもハードな仕上がりを目指して調整を進めている。オールジャパンでは、久野選手はゼッケン番号「282」で、長澤選手はゼッケン番号「281」と予選審査から並ぶことになる。また、去る7月29日に行われた『SPORTEC CUP 2022』2位入賞の増原駿選手も同階級に出場する。見どころ満載のクラスで、長澤選手が王座を射止めるのか注目される。

長澤秀樹選手

職場でのポーズ写真

文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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