7月3日に開催されたマッスルゲート熊本。今大会のメンズフィジーク176cm超級で優勝したのは機械部品の設計を行う金子亮太選手。バキバキに割れた腹筋はどのように作り上げられたのか。減量のコツを含めたトレーニング、栄養法について聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
金子亮太選手
──いつからトレーニングを始めましたか。
「20歳ぐらいからジムに通って鍛え始めました。身体が細いのがコンプレックスだったためです」
──現在のトレーニングメニューを教えてください。
「胸、足、肩、腕、背中の5分割で週1回か、10日に1回、オフを入れる感じです。とにかく追い込むことと、ダラダラやらずに2時間以内に終えることを意識してトレーニングをしています」
──トレーニングをしていて良かったことは何ですか。
「トレーニング自体が楽しいので、良い趣味を見つけられたことです。あとは身体が変わることでポジティブでいられます」
──仕事とトレーニングの両立について苦労していることはありますか?
「減量期の有酸素運動をする時間の確保に苦労しています。仕事は機械部品の設計をしています。デスクワークなので、トレーニングで身体を動かすとスッキリします。そういった意味ではバランスがとれていると思います」
──栄養面でこだわっていることは何ですか?
「食事間隔を4時間以上空けないこと、タンパク質をしっかり摂ることです」
──減量で意識していることがあれば教えてください。
「空腹時(寝起き)に有酸素を行うこと。一日の中で脂肪を燃焼する時間と筋合成を促す時間をはっきり分けています」
──バルクアップで意識していることは何ですか?
「白米と肉をしっかり食べること。余計なものは食べないことです」
──次の目標を教えてください。
「ベンチプレスが弱いので、強化していきたいです。腕、肩、胸を改善していきます。今回の大会では少し緊張してしまったので、次は自信を持って最初から全力のポージングができるように頑張ります」
──これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「マッスルゲートは出場しやすい大会だと思うので、まずはマッスルゲートに出ることを勧めます」
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